MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2015-11-23から1日間の記事一覧

意思決定12の心得(田坂広志)

『意思決定12の心得』(田坂広志)〔kindle版〕 本書では、意思決定に必要な能力と、それを身につけるための心得を説いています。マネジャーの最も重要な仕事である意思決定。「絶対の正解」はない意思決定は、全身全霊を込めると、自らの精神を鍛え、深め、…

世界史Ⅰ(ウィリアム・H・マクニール、ジョン・R・マクニール)

『世界史Ⅰ』(ウィリアム・H・マクニール、ジョン・R・マクニール) なんて広いタイトル!という第一印象ですが、帯の「現代最高の歴史家による「世界史」最新版」に目を引かれ買ってみました。 内容は、「人類の結びつきと相互作用の歴史」というサブタイ…

論点思考(内田和成)

『論点思考』(内田和成)(〇) これぞ、クリティカルシンキング!理論と実務の架け橋になる一冊です。 最初の一冊ではないと思いますが、クリシンの基本を学んでから、実務との接点が気になったころに読むと良いと思います。著者は、早稲田ビジネススクー…

マインドフルネス 瞑想入門(吉田昌生)

『マインドフルネス 瞑想入門』(吉田昌生) 本書は瞑想の実践方法の解説本です。短時間でも気軽に瞑想を生活に取り入れることで、ストレスを和らげる習慣を持つことを目的としています。 本格的に始めようとすると、一度、セミナーや教室で体験するほうが早…

ROEが奪う競争力(手島直樹)

『ROEが奪う競争力』(手島直樹)(〇) 著者は、アクセンチュア、日産自動車(財務部、IR部)を経て独立し、小樽商科大ビジネススクール准教授を務める、ファイナンス実務・理論両面の専門家。ROE偏重の流れに対して疑問を呈する内容です。 著者がファ…

大世界史 現代を生きぬく最強の教科書(池上彰, 佐藤優)

『大世界史 現代を生きぬく最強の教科書』(池上彰, 佐藤優)〔kindle版〕 池上彰さんと佐藤優さんが「世界の今」を論じる一冊。 「歴史」を知るとは、生きていくために「自分」を知ること、歴史を学ぶことは主婦やビジネスパーソンにも意味がある、と語るお…

経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本(村中和之)

『経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本』(村中和之) 帯に「高校生1万人が学んだ世の中の「基本」」とあるように、経済ニュースを初学者向けに書いた入門書です。著者が駿台予備校講師ということもあり、内容も生徒の質問と先生の回答・解説といっ…

徳川家康(21)(山岡荘八)

『徳川家康(21)』(山岡荘八)(〇) 全26巻。3度目の挑戦.。 今回は、リーダーとしての徳川家康を意識して読んでいます。. (第21巻の見どころ‥小説なので詳細は割愛します) 1605年~1609年頃までの平和な時期にあたる21巻。世の中から戦いがなくなると…