MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2015-12-29から1日間の記事一覧

創造と変革の志士たちへ(堀義人)

『創造と変革の志士たちへ』(堀義人)(2回目)(〇) グロービス経営大学院堀学長の著書です。経営道場Day4の課題図書でもある本書。グロービスの教育理念やその骨子、志士として学生に期待することがまとめられています。 ■ひとことまとめ 能力・人的ネ…

安岡正篤 人間学(神渡良平)

『安岡正篤 人間学』(神渡良平) 本書は、陽明学者である安岡正篤さん(1898~1983年)の著書から人間学にまつわる部分を100余り引用して解説を加えたものです。歴代総理の指導者として政治の節々に登場し、官僚・財界の教育に当たった安岡さんの教えの要点…

スタンフォードの自分を変える教室(ケリー・マクゴニガル)

『スタンフォードの自分を変える教室』(ケリー・マクゴニガル) 2013年のベストセラー本。心理学である著者のスタンフォード大学での人気講座を書籍化したものです。抽象的な概念である「意志力」についての考え方を変え、行動に移して潜在能力を引き出すた…

中江藤樹の生き方(中江彰)

『中江藤樹の生き方』(中江彰) 企業家リーダーシップDay4の課題図書、『代表的日本人』(内村鑑三)の一人として紹介された中江藤樹(1608~1648年)。現在の滋賀県高島市に生まれ、やがて日本の陽明学派の祖と呼ばれる中江藤樹の生き方をコンパクトにまと…

徳川家康(26)(山岡荘八)

『徳川家康(26)』(山岡荘八)(〇)(完) 全26巻。3度目の挑戦.。 今回は、リーダーとしての徳川家康を意識して読んでいます。. (第26巻の見どころ‥小説なので詳細は割愛します) 家康の大往生を書き上げた最終巻。死して後も太平であることを願い、伊…

徳川家康(25)(山岡荘八)

『徳川家康(25)』(山岡荘八)(〇) 全26巻。3度目の挑戦.。 今回は、リーダーとしての徳川家康を意識して読んでいます。. (第25巻の見どころ‥小説なので詳細は割愛します) 第25巻は、大坂夏の陣。夏といっても1615年4~5月(新暦で6月)に行われた戦…