MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2016-01-24から1日間の記事一覧

ローマ人の物語Ⅱ(塩野七生)

『ローマ人の物語Ⅱ』(塩野七生)(〇) 第Ⅱ巻「ハンニバル戦記」は、一冊まるごとポエニ戦争(紀元前264年~紀元前146年)。ローマVSカルタゴ(フェニキア人の植民市で、現在のチュニジア共和国)の始まりから終わりまでが書かれています。カルタゴの英雄ハ…

凡事徹底(鍵山秀三郎)

『凡事徹底』(鍵山秀三郎) 1994年に発行されたイエローハット創業者の著書です。「序のことば」(坂村真民)に、次のような言葉がありました。 不動の商魂、それは凡に徹することである。これさえ身につければ、お金は向こうからやってくる。これは商の常…

凡事を極める(樋口武男)

『凡事を極める』(樋口武男) 本書は、日経新聞の私の履歴書を編集・加筆したもので、大和ハウス工業会長兼CEOである著者の生い立ちから現職までの履歴がまとめられています。 電話が鳴ったら1回でとる。元気よくあいさつする。約束を守る。「凡事」を極め…