MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2017-01-03から1日間の記事一覧

21世紀を生き抜く3+1の力(佐々木裕子)

『21世紀を生き抜く3+1の力』(佐々木裕子) 2050年の世の中と生き方について書かれた本書。東大→日銀→マッキンゼーを経て独立し、変革実現のサポート変革リーダーの育成に携わり、自らの出産と同時に子供の可能性を引き出す託児サービス事業を立ち上げた…

歩き続ければ、大丈夫。(佐藤芳之)

『歩き続ければ、大丈夫。』(佐藤芳之) 本書は、アフリカでナッツ・カンパニーを立ち上げ、70歳を超えた現在も新ビジネスに挑戦し続ける日本人起業家の自叙伝です。 20代でアフリカ大陸へ。ガーナ大学を修了後、ケニアで様々なビジネスを試み、35歳で立ち…

人工知能と経済の未来(井上智洋)

『人工知能と経済の未来』(井上智洋)(〇) この本の良さは、帯の孫泰蔵さんのコメントに現われていると思います。「この本凄いです。マジでこの人の言説が今一番スゴイ。未来を論じるための知識・アプローチ・言説の明快さ、すべてに完全に負けたー!って…

GRIT やり抜く力(アンジェラ・ダックワース)

『GRIT やり抜く力』(アンジェラ・ダックワース)(〇) 2016年のビジネス本ベストセラー。本書は著者が「やり抜く力」について学んできたことの集大成の一冊。「やり抜く力」は固定したものではなく変化する。長い目で見れば才能よりも「やり抜く力」が強…

ザ・コーチ(谷口貴彦)

『ザ・コーチ』(谷口貴彦) 住宅販売会社の営業マンがある老紳士とであり、生涯最高の自分に気づく物語。行動を継続していく習慣を身につけ、目標を活用する達人になることにより、幸せを手にする方法とは? (印象に残ったところ‥本書より) 〇目標・目的…

ビジネスエリートの新論語(司馬遼太郎)

『ビジネスエリートの新論語』(司馬遼太郎)(〇) 昭和30年、産経新聞社の記者であった司馬遼太郎さんが、本名、福田定一名で刊行した『名言随筆サラリーマン ユーモア新論語』を原本として復刊された本書。時代背景特有の記載もありますが、「あれ?今も…

読書の技法(佐藤優)

『読書の技法』(佐藤優) 月に300~500冊も本を読む超人の読み方ってどんな感じ?という素朴な疑問から購入してみた本書。決してマネはできない思いますが、何となく近い感覚で自分もやっていると確認したところや新たな発見など、得るところの大きな本でし…

生産性(伊賀泰代)

『生産性』(伊賀泰代)(〇) 『自分の時間を取り戻そう』(ちきりん)のビジネスパーソン版。生産性の向上は、コスト削減と付加価値額の向上。工場以外での生産性に関する意識の低さが、世界と戦う日本企業にとって大きな足かせになっているとの認識のもと…