MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

オペレーション戦略

生産性(伊賀泰代)

『生産性』(伊賀泰代)(〇) 『自分の時間を取り戻そう』(ちきりん)のビジネスパーソン版。生産性の向上は、コスト削減と付加価値額の向上。工場以外での生産性に関する意識の低さが、世界と戦う日本企業にとって大きな足かせになっているとの認識のもと…

シゴトの流れを整える(三谷宏治)

『シゴトの流れを整える』(三谷宏治) 仕事も渋滞も同じ。一度渋滞したらいきなり失速・墜落する。だからそもそも渋滞を起こさないようにすること。本書は、仕事の進め方のコツをシンプルにまとめたものです。要点は、「分ける」「減らす」「早めにやる」。…

厳選!受講期間中に読みたい私のお薦め本(2015年12月末時点)

『厳選!受講期間中に読みたいお薦め書籍』(2015年12月末時点) 「授業前に読んだほうがいいお薦め本は?」とのご質問を頂いた際に、お薦めしている厳選書籍です。半年ぶりに更新いたしました。 (☆=最初の1冊としてお薦め) 【クリティカルシンキング】 …

現場論(遠藤功)

『現場論』(遠藤功)(〇) 戦略を立案しても現場の差で結果は大きく異なる。平凡な現場を非凡な現場へ変えるキモは何か。長年コンサルタントとして現場を見てきた著者が非凡な現場をつくるポイントをまとめた現場作りの一冊です。 なかなか良書が見つから…

現場改善(鍛治田良)

『現場改善』(鍛治田良) 日本生産性本部のコンサルタントの方の著書です(コンサルタントシリーズ6冊のうちの1冊)。 5Sを軸に、ワークサンプリングや流れ分析などの現場改善スキルについて書かれています。様々な帳票から動作・動線分析に至るまで、…

生きる哲学トヨタ生産方式(岩月伸郎)

『生きる哲学トヨタ生産方式』(岩月伸郎) オペレーション戦略Day5の復習として読んでみました。 著者は、大野耐一さんや張富士夫さんらの指導を受け、トヨタ自動車取締役、デンソー副社長などを歴任され、現在はデンソーの顧問に就任されています。 そんな…

トヨタ生産方式の原点(大野耐一)

『トヨタ生産方式の原点』(大野耐一) オペレーション戦略Day5(トヨタ生産方式)の復習として読んでみました。 本書は、昭和57年に出版された『大野耐一の現場経営』と平成13年の同書新装版を再編集してまとめられたものです。 トヨタ生産方式の根っこにあ…

生産マネジメント入門Ⅰ(藤本隆宏)

『生産マネジメント入門Ⅰ』(藤本隆宏)(〇)(2回目) オペレーション戦略の理解を深めるため、約10年ぶりに読み直してみました。 オペレーションを理解するなら一度は触れておきたい良書です。 内容は、まさに、これぞオペレーションという感じ。工場…

トヨタ生産方式(大野耐一)

『トヨタ生産方式』(大野耐一)(〇)(3回目) 現在受講中のオペレーション戦略との関連性が深い書籍のため、約5年ぶりに読み直してみました。 1978年の書籍ですが、生産の平準化により、仕掛在庫など様々なムダを削減する発想は、まさに生産オペレ…

最強の業務改革(栗谷仁)

『最強の業務改革』(栗谷仁)(〇) 現在受講中のオペレーション戦略に関し、良い書籍はないかなぁと探していたところ、マッチしそうな書籍を発見。 A.Tカーニー監修の書籍だけあって、切り口が分かりやすい。 ①本社間接業務、②調達業務、③生産業務、④ロ…

MBAオペレーション戦略(グロービス・マネジメント・インスティテュート)

『MBAオペレーション戦略』(グロービス・マネジメント・インスティテュート) オペレーション戦略の指定教科書。 オペレーションって何?どこまでの範囲を指しているの?と、何を学ぶべきかという入口で迷う分野ですが、要は仕事をきっちり無駄なく正確に回…