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MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

バリュエ―ションの教科書(森生明)

『バリュエ―ションの教科書』(森生明)(〇) 森生先生の最新刊。ファイナンスⅠあたりで復習とファイナンスⅡに向けた準備として読むとちょうどよいレベル感の良書だと感じました。約240ページで考え方がシンプルに説明されており、とても読みやすい印象です…

ザ・会社改造(三枝匡)

『ザ・会社改造』(三枝匡)(〇) 前ミスミ社長の著者は、『V字回復の経営』『戦略プロフェッショナル』『戦略プロフェッショナル』の企業再生3部作が有名ですが、本書は、2002年にミスミにCEOとして招聘されてからの、ミスミの会社改造を描いた一冊です…

現場が動き出す会計(伊丹敬之、青木康晴)

『現場が動き出す会計』(伊丹敬之、青木康晴)(〇) アカウンティングⅡ(管理会計)の受講当時に発売されていれば、ぜひ読んでおきたかったな・・・と思える管理会計の良書でした!管理会計の基本は押さえつつ、管理会計が経営にとってどんないいことがあ…

聴くだけで集中力が高まるビジネス瞑想CDブック(平本あきお)

『聴くだけで集中力が高まるビジネス瞑想CDブック』(平本あきお) チームフロー代表の平本あきおさんのCDブック。34年間瞑想を実践していらっしゃる著者が、忙しいビジネスパーソン向けに5分ほどの短時間でスッと瞑想に入り込める瞑想実践法についてまとめ…

定本危機管理(佐々淳行)

『定本危機管理』(佐々淳行) 危機管理の権威、佐々淳行さんが2014年にまとめらた危機管理に関するノウハウ本です。これまでに出版された著書のエッセンスもまとめられており、危機管理とリーダーの役割について、要点がつかみやすい内容となっております。…

WORK RULES!(ラズロ・ボック)

『WORK RULES!』(ラズロ・ボック)(〇) Google人事担当上級副社長による人事制度を含む働く環境づくりに関する書籍です。 「職場をどうやって運営しているか」「Googleはどんな仕組みで動いているのか」「Googleの文化とは?」「どうやって仕事をやり遂げ…

平時の指揮官 有事の指揮官(佐々淳行)

『平時の指揮官 有事の指揮官』(佐々淳行) 平時のリーダーシップ、有事のリーダーシップと言ってもよい、リーダーシップ本です。著者は、警察庁出身で防衛庁官房長、防衛施設庁長官等を歴任した危機管理のプロであり、現場の経験に基づき、有事と平時を比…

これからのマネジャーの教科書(田久保善彦)

『これからのマネジャーの教科書』(田久保善彦)(〇) 部下を持つマネジャーの方にお薦めの一冊です。グロービス経営大学院の田久保先生、共同執筆者には共に学んだ方々の名前が並ぶので、迷わず購入したのですが、ある種仲間内ということは差し引いても、…

中村邦夫「幸之助神話」を壊した男(森一夫)

『中村邦夫「幸之助神話」を壊した男』(森一夫)(〇) 企業の理念と社会的価値Day5のケースの主人公であるPanasonicの中村邦夫元社長の経営スタイルについてまとめられた1冊です。「破壊と想像」。事業部制や部課長制の廃止、強い事業への絞り込み、人員…

Fin Tech入門(辻庸介・瀧敏雄)

『Fin Tech入門』(辻庸介・瀧敏雄) 2015年頃からよく耳にするようになった、「Fin Tech」。Finance+Technologyの造語であり、文字通り、金融と技術の融合のことを言います。本書は、利用領域ごとに背景や事例を交えながら解説されているフィンテックの入…

最強交渉人のNOを必ずYESに変える技術(島田久仁彦)

『最強交渉人のNOを必ずYESに変える技術』(島田久仁彦)<2回目> 本書は、国際ネゴシエーターとして世界で活躍されている島田久仁彦さんが交渉の要諦をまとめた一冊です。交渉の準備から実際の交渉まで、何を意識し、実践すればよいのか、技術面にフォー…

失敗の研究(金田信一郎)

『失敗の研究』(金田信一郎) 日経新聞編集委員が大企業の不正のメカニズムや経営の失敗に切り込んだ一冊。第1部では、①理研、②マクドナルド、③代ゼミ、④ベネッセ、⑤東洋ゴム、⑥ロッテ、⑦三井不動産、⑧化血研の事例を紹介。第2部では、膨張期・巨体維持期…

交渉プロフェッショナル(島田久仁彦)

交渉プロフェッショナル(島田久仁彦)<2回目> 著者は、23歳から国際紛争調停官として紛争調停に携わる国際ネゴシエーター。交渉相手の警戒を説き真意を引き出すテクニック、決裂必至の国際会議で合意をつくる根回し術、当事者全員に利がある調停のキモと…

イノベーションと企業家精神(P・F・ドラッカー)

『イノベーションと企業家精神』(P・F・ドラッカー) 「企業には2つの基本的機能が存在する。マーケティングとイノベーションである」という名言を残したドラッカー。その1つであるイノベーションのメカニズムとマネジメント上の要諦をまとめた本書。1985…

パリピ経済(原田曜平)

『パリピ経済』(原田曜平) パーティーピープル、略してパリピ。『ヤンキー経済』や『さとり世代』などの著書を発表してきた博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーである著者が、国民的行事となったハロウィンや9万人を動員する野外フェスULTRA、ラブ…

鉄客商売(唐池恒二)

『鉄客商売』(唐池恒二) JR九州会長の著書です。熊本の震災が起こったとき何人かの顔が浮かんだうちのお一人。過去2回、あすか会議で講演をお聞きする機会があり、「気」を大切にされる方そのものの元気・活気が溢れる方です。 本書は、唐池会長の若か…

メタ思考トレーニング(細谷功)

『メタ思考トレーニング』(細谷功) 著者は、『地頭力を鍛える』『具体と抽象』『問題解決のジレンマ』『無理の構造』など良書多数のコンサルタント。本書は、あるものを一つ上の視点から客観的に見る、メタ思考について書かれています。一つ上から見ること…

人間を磨く(田坂広志)

『人間を磨く』(田坂広志)(〇) 『知性を磨く』、『人は、誰もが、「多重人格」』と並ぶ三部作。人間関係が好転する「こころの技法」をまとめた本書。非のない人間を目指して生きる視点ではなく、非も欠点もある未熟な自分を抱えて生きるという視点から、…

WHYから始めよ!(サイモン・シネック)

『WHYから始めよ!』(サイモン・シネック) 少し鍛錬すれば、どんなリーダーや組織でも、組織の内外の人たちに感銘を与え、やる気を起こさせ、アイデアやビジョンを発展させる手助けができる。本書は、人を奮起させ感激させ、鼓舞することに成功した個人や…

このパ・リーグ球団の「野球以外」がすごい!(長谷川晶一)

『このパ・リーグ球団の「野球以外」がすごい!』(長谷川晶一) タイトルに食いつきました! 著者がおもしろすぎです。2005年よりプロ野球12球団のすべてのファンクラブに入会し続け、さまざまなイベントへ参加。取材も行い、著書も多数。そんな著者の経験…

茶色のシマウマ世界を変える(石川拓治)

『茶色のシマウマ世界を変える』(石川拓治)(〇) ちょっと感動的な一冊でした。本書は、日本初の全寮制インターナショナル高校ISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)をつくった、小林りんさんのノンフィクションドラマです。小林り…

志を継ぐ(上甲晃、鍵山秀三郎)

『志を継ぐ』(上甲晃、鍵山秀三郎) 長年、松下政経塾の中枢で活躍され、「志」というテーマを追求されている上甲氏とイエローハット創業者で「凡事徹底」「平凡なことを非凡に務めること」の偉大な力を実践を通じて体得された鍵山氏の対談をまとめた本です…

理と情の狭間(磯山友幸)

『理と情の狭間』(磯山友幸) 著者は日経新聞社を経て独立した経済ジャーナリスト。マスコミでも注目された大塚家具のお家騒動。公開企業でありながら、家族経営を続ける同社をこれまでに直接経営陣にインタビューした内容も織り込みながら、コーポレートガ…

知られざる競争優位(フリードヘルム・シュヴァルツ)

『知られざる競争優位』(フリードヘルム・シュヴァルツ) 本書は、ネスレ会長でCSV活動を推進したピーター・ブラベック氏についてまとめられています。一般的な伝記とは異なり、著者のコメントは控え、事実やエピソードを収集整理し、読者の想像の余地が…

学習する組織(ピーター・M・センゲ)

『学習する組織』(ピーター・M・センゲ)(〇) 500ページを超える本書。過去、何度かの途中挫折がありましたが、今回は、学友が自社社員に本書を勧め、実践しているという話に刺激を受け、ようやく完読しました。 本書は、組織に必要な理論、ツール、手法…

言志四録 抄録(佐藤一斎、訳者 渡邉五郎三郎)

『言志四録 抄録』(訳者 渡邉五郎三郎)(〇) 何とも味わい深い一冊。まず体裁が素晴らしい。見た目から読む気がアップします。B5判サイズに毛筆体の大きな文字で言志四録の原文が書かれ、その横に訳文、古典を中心とした関連文が掲載されています。内容は…

一瞬で大切なことを伝える技術(三谷宏治)

『一瞬で大切なことを伝える技術』(三谷宏治) 本書は、大切なことをきちんと伝え、会話・議論できるようになるためのエッセンス本。「重み」と「差」に着目した「重要思考」により、言いたいことをはっきりさせ、言いたいことを相手に伝え、相手の言いたい…

なぜ松下は変われたのか(片山修)

『なぜ松下は変われたのか』(片山修) 副題に「中村革命のすべて」とあるように、本書は、2000~2006年に松下電器産業の社長を務め、V字回復を成し遂げた中村邦夫元社長の中村革命を描いた一冊です。「企業の理念と社会的価値」Day5の主人公である中村さん…

日本を動かす「100の行動」(堀義人+G1政策研究所)

『日本を動かす「100の行動」』(堀義人+G1政策研究所)(〇) 日本を良くするための「100の行動」。考えているだけでは変わらない。行動してこそ価値がある。何を考えどう行動すればよいのか、着眼すべきテーマとその方向性について、グロービス経営大学…

結果を出すリーダーはみな非情である(冨山和彦)

『結果を出すリーダーはみな非情である』(冨山和彦)(〇) まえがきに、『君主論』(マキャベリ)の日本企業ミドルマネジメント版とあるように、本書は、現実経営で実行力となるリアルなリーダーシップ、リーダー力の鍛錬、習得の要諦がまとめられています…

戦略思考の鍛え方(冨山和彦、岸本光永、石田諭)

『戦略思考の鍛え方』(冨山和彦、岸本光永、石田諭)(〇) 本書は、経営共創基盤CEO冨山氏、ディレクター石田氏、ファイナンシャル・アナリスト岸本氏の共著。戦略立案だけでなく、決定・実行するための方法論を理論と実践を往復しながら体系的に解説され…

「ハカる」力(三谷宏治)

『「ハカる」力』(三谷宏治) 新しいビジネスモデルとは、新しいハカり方。情報があるれているからこそ、「ハカり方」が大切になっている時代。本書では、ハカる力を、①ボトムアップ、②トップダウン、③ヒトをハカる、④つくってハカる、⑤新しいハカり方を創…

シゴトの流れを整える(三谷宏治)

『シゴトの流れを整える』(三谷宏治) 仕事も渋滞も同じ。一度渋滞したらいきなり失速・墜落する。だからそもそも渋滞を起こさないようにすること。本書は、仕事の進め方のコツをシンプルにまとめたものです。要点は、「分ける」「減らす」「早めにやる」。…

「脳の疲れ」がとれる生活術(有田秀穂)

『「脳の疲れ」がとれる生活術』(有田秀穂)(〇) 「メンタルヘルスとリーダーシップ」の授業でセルフケアに関連する本を探していたところ、本書に出会いました。サブタイトルには~癒しのホルモン「オキシトシン」の秘密~とありますが、オキシトシンは、…

未来に選ばれる会社(森摂+オルタナ編集部)

『未来に選ばれる会社』(森摂+オルタナ編集部) 「企業の理念と社会的価値」の授業の参考図書として読んでみました。 企業が永続的になるには営利だけを追求するのではない。顧客のすぐ後ろには社会があり、「社会満足度」を高めることが企業の寿命を左右…

ローカル企業復活のリアル・ノウハウ(冨山和彦)

『ローカル企業復活のリアル・ノウハウ』(冨山和彦)(〇) 「ローカル経済圏は改善余地の宝庫である」。数々の地方企業の再生を手掛けてきた著者のノウハウが詰まった本書。姉妹本『経営分析のリアル・ノウハウ』『ビジネスプランニングのリアル・ノウハウ…

世界全史(宮崎正勝)

『世界全史』(宮崎正勝) 本書は、先史~現代までを「35の鍵」でまとめられており、歴史の大きな転換点をつかむのに適しています。また、随所に「歴史の読み方」というコラム的な数行の解説があるのですが、これも歴史の流れを補足するのによくまとまってお…

一瞬で大切なことを決める技術(三谷宏治)

『一瞬で大切なことを決める技術』(三谷宏治)(〇) 本書は、K.I.T.(金沢工業大学)教授の三谷宏治さんの『正しく決める力』(2008年)を全面的に書き直し2014年に発行されたものです。 重要思考、Q&A力、喜捨法の3つの技術により「決める力」を高めるこ…

松下幸之助の生き方(佐藤悌二郎)

『松下幸之助の生き方』(佐藤悌二郎) PHP研究所専務がまとめた松下幸之助の77の言葉(それぞれA4で1枚)を解説した一冊です。先に、『幸之助論』や『経営の神様と呼ばれた男』など、松下幸之助の生涯を描いた本を読んでから、本書を読むほうが、本書の良さ…

クロネコヤマト 人の育て方(水迫洋子)

『クロネコヤマト 人の育て方』(水迫洋子)(〇) 本書は、ヤマト運輸において人材育成がどのように実践されているのかがまとめられています。「全員経営」「世のため、人のため」。当たり前と思ってしまうことも、本当にできているか?と問いかけられると…

「うつ」からの職場復帰のポイント(吉野聡、松崎一葉)

『「うつ」からの職場復帰のポイント』(吉野聡、松崎一葉)(2回目) 管理職昇進が決まったときに最初に読んだ一冊です。今回、リーダーシップとメンタルヘルスの受講にあたり再読してみました。本書はタイトルどおり、「うつ」からの職場復帰に焦点をあて…

これがガバナンス経営だ!(冨山和彦、澤陽男)

『これがガバナンス経営だ!』(冨山和彦、澤陽男)(〇) 経営共創基盤CEOの冨山氏と同ディレクターで弁護士の澤氏の共著です。本書は企業のガバナンスの要諦をまとめたもので、経営書としてのガバナンスのあるべき姿、そこから生じる様々な論点について、…

無私の日本人(磯田道史)

『無私の日本人』(磯田道史) 「武士の家計簿」で有名になった歴史家磯田道史さんの著書です。 ほんとうに大きな人間というのは、世間的に偉くならずとも金を設けずとも、ほんの少しでもいい、濁ったものを清らかな法にかえる浄化の力を宿らせた人である。 …

凡事徹底(鍵山秀三郎)

『凡事徹底』(鍵山秀三郎) 1994年に発行されたイエローハット創業者の著書です。「序のことば」(坂村真民)に、次のような言葉がありました。 不動の商魂、それは凡に徹することである。これさえ身につければ、お金は向こうからやってくる。これは商の常…

仕事の技法(田坂広志)

『仕事の技法』(田坂広志)(〇) 田坂さんの新刊です。本書は、「仕事の技法」の根幹をなす「対話の技法」について、23話の対話事例を用いながら非言語の重要性がまとめられています。本書では非言語の世界を「深層対話」とし、深層対話の技法を身につけ、…

ハーバードからの贈り物(デイジー・ウェイドマン)

『ハーバードからの贈り物』(デイジー・ウェイドマン)(〇) 3月に大学院の卒業を控えたこのタイミングにぴったりの良書に出会いました。本書は、ハーバードビジネススクールの15人の教授が最後の授業で生徒に送るメッセージ集です。経営について、これで…

サービスを制するものはビジネスを制する(グロービス経営大学院/山口英彦)

『サービスを制するものはビジネスを制する』(グロービス経営大学院/山口英彦)(〇) すべてのビジネスにはサービスが内包されている。サービスは特定の産業ではなく、すべてのビジネスが成立するのに必要な機能であるという発想のもと、まとめられた本書…

ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門(佐藤隆)

『ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門』(佐藤隆) 「リーダーシップとメンタルヘルス」の講座の参考図書です。本書では、メンタルヘルスを「疾病とその治療」という狭い枠ではなく、職場の対応を含めて改善を図る「適応アプローチ」を…

いちばんシンプルな世界の歴史(クリストファー・ラッセルズ)

『いちばんシンプルな世界の歴史』(クリストファー・ラッセルズ)(〇) 「世界史をざっとおさらいしたい!」というのにうってつけの1冊でした。 本書は、先史時代~2000年頃までの世界史の流れをシンプルな1本の線に凝縮したもので、36枚の地図もとても…

職場のメンタルヘルス実践ガイド(佐藤隆)

『職場のメンタルヘルス実践ガイド』(佐藤隆) リーダーシップとメンタルヘルスのクラスの参考図書で、『ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門』の実践編です。ラインケアの要点をまとめつつ、グロービスの監修らしく、メンタルヘルスを…