MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

ファイナンスⅠ

ファイナンスの哲学(堀内勉)

『ファイナンスの哲学』(堀内勉) 本書は人間の人間的な側面とファイナンスを繋ぎ合わせうとうと試みた一冊。 第一章では「財務諸表の理解」「資金調達の種類と方法」「投資と企業価値」。 第二章では、10大概念として、「お金」「信用」「倫理・信頼」「利…

バリュエ―ションの教科書(森生明)

『バリュエ―ションの教科書』(森生明)(〇) 森生先生の最新刊。ファイナンスⅠあたりで復習とファイナンスⅡに向けた準備として読むとちょうどよいレベル感の良書だと感じました。約240ページで考え方がシンプルに説明されており、とても読みやすい印象です…

厳選!受講期間中に読みたい私のお薦め本(2015年12月末時点)

『厳選!受講期間中に読みたいお薦め書籍』(2015年12月末時点) 「授業前に読んだほうがいいお薦め本は?」とのご質問を頂いた際に、お薦めしている厳選書籍です。半年ぶりに更新いたしました。 (☆=最初の1冊としてお薦め) 【クリティカルシンキング】 …

ROEが奪う競争力(手島直樹)

『ROEが奪う競争力』(手島直樹)(〇) 著者は、アクセンチュア、日産自動車(財務部、IR部)を経て独立し、小樽商科大ビジネススクール准教授を務める、ファイナンス実務・理論両面の専門家。ROE偏重の流れに対して疑問を呈する内容です。 著者がファ…

日本企業のコーポレートファイナンス(砂川伸幸ほか)<2回目>

『日本企業のコーポレートファイナンス』(砂川伸幸ほか)<2回目>(〇) 昨年4月のファイナンス基礎受講時以来、2回目。ファイナンスⅡのDay3がM&Aの事例なので、M&Aを中心に復習してみました。 ファイナンスを勉強していて感じるのは、基礎理論は勉強し…

コーポレートファイナンス第10版(上・下)(リチャード・ブリーリー他)

『コーポレートファイナンス第10版(上・下)』(リチャード・ブリーリー他)(〇) 大学院では、カネ系の応用展開科目はすべて受講したいと思っており、ファイナンスⅡの受講を契機に、覚悟を決めて本書を読むことにしました。 約1500ページの長丁場。確かに…

ファイナンスと事業数値化力(大津広一)

『ファイナンスと事業数値化力』(大津広一)(〇) ポケットMBA ビジネススクールで身につけるシリーズの一冊。 早稲田ビジネススクール講師を務める著者が、ファイナンスの基本知識と多くの受講者が抱える疑問点について、分かりやすく解説した文庫本で…

日本企業のコーポレートファイナンス(砂川伸幸他)

『日本企業のコーポレートファイナンス』(砂川伸幸・川北英隆・杉浦秀徳)(〇) ファイナンス系の講義を本格的に受講していくにあたり、経営目線で実務がイメージできる書籍を読みたいと思い、背伸びをしてチャレンジしてみました。 事例が豊富で実践的な…