リーダーシップ開発と倫理・価値観(LEV)
『自分が源泉』(鈴木博)(〇) リーダーシップの本質を突いた一冊です。 「自分が源泉」とは、自分から物事が始まっているということ。目の前にあるすべての結果を「自分が創ったとしたら」という立場で考え、結果や出来事と向き合って考える大切さが問い…
『京セラフィロソフィ』(稲盛和夫)(〇) これはもう、バイブルですね。稲盛さんのいろいろな著書を読ませていただきましたが、その要素は、京セラフィロソフィを解説している本書に集約されています。 アカウンティングⅡ(管理会計)のレポートがアメーバ…
孫の二乗の法則(板垣英憲)(〇) ソフトバンク孫社長が20代の頃に自ら考案し人生・経営の指針としてきた25文字。不朽の兵法書「孫子」から14字と独自に考えた11字から構成されます。一文字ごとに懸けた想いが描かれています。 ソフトバンクアカデミアのホ…
『マネジメント(上)』(P.F.ドラッカー)(〇)<3回目> 久しぶりに読み返しました。読み応え十分。このあと、(中)(下)の2冊があると思うと、なんて濃い内容なんだと思います。私の中で、本書は、ドラッカー作品の中で、『経営者の条件』、『現代の…
『ドラッカー時代を超える言葉』(上田惇生)(〇) ドラッカーの著書約30冊の中から160の言葉を抜粋して解説した、辞書的に使える書籍です。ドラッカーの書籍は1冊読むと線だらけになってしまうので、厳選された言葉を集めると、やっぱり線だらけ‥。 …
『なぜ人と組織は変われないのか』(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー)(〇) LEV(リーダーシップ開発と倫理感)の授業で講師から推薦があった書籍です。 全6回の講義の中で最も印象に残ったキーワード、「裏の目標」。 変革の必要性は分…
『帝王学「貞観政要」の読み方』(山本七平)(〇) 平安時代からリーダー学の教科書として、北条、足利、徳川氏らに読み継がれた、『貞観政要』は、唐の基礎を確立し、24年間帝位にあった太宗について書かれた書物です。 「草業(創業)と守文(維持)とい…
『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』(解説:小倉広)(〇) アドラー本は、これで3冊目(『嫌われる勇気』、『アドラー心理学入門』に続き)になりますが、本書が一番分かりやすいと感じました。 見開きで、右ページにアドラーの言…
『駆け出しマネジャーの成長論』(中原淳) 担当者から管理職へ‥。新任マネジャー向けに、その役割と困難に直面した際の心の持ち方が書かれた書籍です。著者は人材育成に関する著書を多数執筆されている東大の准教授の方で、実務家ではなく学者の観点から書…
『アドラー心理学入門』(岸見一郎) 『嫌われる勇気』に続いて、アドラー心理学の理解を深めようと思って読みました。育児に重点を置いた内容ですが、アドラー心理学の基本を分かりやすく解説した本です。 (本書で印象に残ったところ‥本書より) 〇育児行…
『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健)(〇) フロイト、ユングと並び、心理学の三大巨頭であるアルフレッド・アドラーの思想が哲人と青年の対話方式で描かれています。アドラーの書籍を読んだのは本書が初めてだったので、青年がアドラーの考え方に疑問を…
『経営の行動指針』(土光敏夫)(〇) IHIの元社長で昭和63年に他界された土光さんの経営語録100で、昭和45年に出版された書籍です。語録のほとんどは、人に関するもので、時代は変われど、変わらない経営の本質を感じることができました。 (印象に…
『まんがでわかるドラッカーのリーダーシップ論』(監修 藤屋伸二) 本書は、旅行会社を退社して故郷に帰り、「村おこし特命村長」に任命された主人公が悩みながらも周囲を巻き込みプロジェクトを成功に導くストーリー。 登場人物のセリフやコラムでドラッカ…
『仕事の報酬とは何か』(田坂広志)(〇) 現在、受講しているリーダーシップ開発と倫理観(LEV)において、「自分は、何のために働いているのか」「自分は何を大切にして働いているのか」を繰り返し、問われ続けています。 たまたま手に取った本書ですが、…
『二十一世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎) 歴史から学び、後世に伝えていきたいこと。小学生の教科書に収録された2つのエッセイです。子どもたちに託されたメッセージは、2作品あわせても、わずか数十ページですが、大人が読んでもとても考えさせられ…
『リーダーに大切な「自分の軸」をつくる言葉』(田口佳史)(〇) 東洋思想研究家の著者が、『論語』、『言志四録』、『孫子』などから有益な言葉を引用して、現代のリーダーに向けたメッセージとしてまとめたものです。 著者が「やがてあなたの肚が決まる…
『社内を動かす力』(グロービス) リーダーシップ開発と倫理・価値観の指定教科書。 プロジェクトは、リーダーが有能であることやプロジェクト自体が素晴らしいということだけでは、思うように実行できない。 人が人や組織を動かす時に何が大切なのか。何に…
大学院の課題図書、『志を育てる』(グロービス経営大学院)(〇)(2回目) 30名以上の大学院生への調査をもとに書かれた本です。 正直言って、私の場合、志は?と問われても、「私の志は〇〇です」と、スッと言葉になって出てくるほど簡単なものではな…