MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

私のお勧め本

人前で話す・教える技術(寺沢俊哉)(後編)

『人前で話す・教える技術』(寺沢俊哉)(後編)(◯) ポイントが多いので2回に分けてまとめることにしました。 ◯前編より(本書について) 日本生産性本部のコンサルタントで、ライブ講師®︎として講師界でも著名な寺沢さんの著書です。研修講師としても数…

人前で話す・教える技術(寺沢俊哉)

『人前で話す・教える技術』(寺沢俊哉)(◯) 日本生産性本部のコンサルタントで、ライブ講師®︎として講師界でも著名な寺沢さんの著書です。研修講師としても数万人の研修を担当され、リピート率8割以上。コンサルタントとしても28年間のご経験がある著者…

マインドコントロール(岡田尊司)

『マインドコントロール』(岡田尊司)(◯) マインドコントロールには、他人の心理状態を操作することにより他人を支配したり搾取したりするマイナス側面と自分の心理状態をコントロールすることで能力を発揮したり、より高いパフォーマンスを実現するポジ…

難題が飛び込む男 土光敏夫(伊丹敬之)

『難題が飛び込む男 土光敏夫』(伊丹敬之)(◯) 昭和を代表する経営者であり改革請負人である土光敏夫さんを伊丹教授が書くとなれば良書でない訳がないと思い、迷いなく買いました。で、やっぱり良書でした。石川島重工の社長、東芝の再建、行政改革に取り…

成功することを決めた(遠山正道)

『成功することを決めた』(遠山正道)(◯) 著者は、Soup Stock TOKYOの創業社長。三菱商事⇨KFC(日本ケンタッキー・フライド・チキン)を経て独立。本書は、同社立ち上げの思い、社内ベンチャーとしての起業企画、立ち上げ時の苦労話が盛り込まれたビジネ…

イノベーションへの解(クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー)

『イノベーションへの解』(クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー)(◯) 『イノベーションのジレンマ』の続編。ビジネスにおける成長をどのように産み出せば良いのか。破壊的イノベーションがうまくいかずコモディティ化が進んでしまう仕組みを解…

イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)

『イノベーションのジレンマ』(クレイトン・クリステンセン)<3回目>(◯) お馴染みの名著シリーズ第1作。改めて読み直してみると、経営戦略、マーケティング、製品開発、組織の意思決定システムなど多岐にわたる問題が絡み合ったテーマであることを再…

40歳が社長になる日(岡島悦子)

『40歳が社長になる日』(岡島悦子)(◯) グロービス経営大学院の人気講師でコンサルタントとして独立開業されている岡島先生の最新刊です。これからの非連続成長の時代に経営の舵取りをする経営トップの役割に着目し、これまで多くの経営者と課題解決を重…

コトラーのマーケティング4.0(フィリップ・コトラー)

『コトラーのマーケティング4.0』(フィリップ・コトラー)(◯) フィリップ・コトラー先生の最新刊です。生産主導のマーケティング1.0⇨顧客中心の2.0⇨人間中心の3.0。2010年に3.0が出て7年。さて、これが4.0になってどう発展しているのか、とっても興味が…

アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉(小倉宏)

『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』(小倉宏)(◯) 前作の『人生に革命が起きる100の言葉』を読んだとき、当時アドラー本で一番わかりやすいなと感じていましたが、本作もとても理解しやすい内容でした。アドラー本はたくさんあり、ア…

不安のメカニズム(クレア・ウィークス)

『不安のメカニズム』(クレア・ウィークス)(〇) 講義のような語りかける文章、分かりやすい表現。専門的な内容をかみ砕いて説明されており、読みやすい内容でした。ただ、300ページ強の割りに2倍くらいの時間がかかったのは、私が知らない分野だったか…

社員をサーフィンに行かせよう(イヴォン・シュイナード)

『社員をサーフィンに行かせよう』(イヴォン・シュイナード)(◯) パタゴニアの創業者による事業に対する思いを綴りながら、約60年にわたる事業を振り返った一冊。今年読んだ書籍の中では、かなり上位のおもしろさでした。経営者本としても秀逸です。まず…

GIVE&TAKE(アダム・グラント)

『GIVE&TAKE』(アダム・グラント)(〇) まず冒頭、監訳者である楠木建教授の解説で興味が惹かれます。「要するに『情けは人のためならず』という話ではあるが、本書は百凡の自己啓発書ではない。本書で展開される議論はどこをとっても行動科学の理論と実…

十字軍物語Ⅲ(塩野七生)

『十字軍物語Ⅲ』(塩野七生)(〇) シリーズ最終巻。第三次~第八次十字軍までの約100年間が描かれています。 (印象に残ったところ‥本書より) ■第三次十字軍 ・1190年:リチャードとフランス王フィリップ二世、ヴェズレーで合流、第三次十字軍として中近…

十字軍物語Ⅱ(塩野七生)

『十字軍物語Ⅱ』(塩野七生)(〇) シリーズ全3巻。第Ⅱ巻は、第2次十字軍遠征。十字軍遠征とは、中世に生きるヨーロッパのキリスト教徒にとっては、「神が望まれたことをする」という、信者にしてみればこの上もなく正当な行為とされます。第1次十字軍で…

十字軍物語Ⅰ(塩野七生)

『十字軍物語Ⅰ』(塩野七生)(〇) 昨年『ローマ人の物語』ではまってしまった、塩野七生ワールド。8月に入り、今年も新たなものを読んでみたいと思って手に取ったのが本書。1100年頃~1300年頃までの約200年間に8回の遠征を繰り返した十字軍。聖地イェル…

コーチング・マジック(平本相武)

『コーチング・マジック』(平本相武)(〇) コーチングを学ばせていただいた、平本あきおさんの著書で、ビジネスコーチングのフレームワークのひとつである、「4つのレベルの自分軸発見」を丁寧に解説した一冊です。4つのレベルとは、①案件レベル、②現職…

エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)

『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン)<2回目>(〇) 最近コーチング関係で話題にのぼったため、再読してみました。最小時間で成果を最大にする。コアな部分に特化して、周辺部分を切捨て、ど真ん中に集中する。でも実際には、切り捨てる部分が…

知的文章術(外山滋比古)

『知的文章術』(外山滋比古) 「文は人なり」。ことばは表現の心であって技巧ではない。技術はあったほうが良いが今順序を間違えてはいけない。本書は文章を80年以上書き続けてきた「知の巨人」ともいわれる著者が、文章を書く時に、どういうことを心がけた…

ダークサイド・スキル(木村尚敬)

『ダークサイド・スキル』(木村尚敬)(〇) 著者は、グロービス経営大学院教授であり、経営共創基盤パートナー取締役。実際に現場を動かす際には、論理的思考能力や財務・会計知識などのハード的な側面のスキルだけでなく、もっと人間としてドロドロした自…

ジョブ理論(クレイトン・M・クリステンセン他)

『ジョブ理論』(クレイトン・M・クリステンセン他)(〇) クリステンセン教授の最新刊です。イノベーションの仕組み、すなわちイノベーションが成功する本当の理由が分かれば、努力を運任せにする必要はなくなる。本書は、ジョブ(顧客が片付けるべき用事…

謙虚なコンサルティング(エドガー・H・シャイン)

『謙虚なコンサルティング』(エドガー・H・シャイン)(〇) まさに今私が自分スタイルの確立を目指して取り組んでいることが書かれていました。コンサルティング×コーチングにカウンセリング要素などが入り、どういうネーミングがピッタリくるのか、分から…

勇気づけの心理学(岩井俊憲)

『勇気づけの心理学』(岩井俊憲)(〇) アドラー心理学の勇気づけ(encouragement)についてまとめた一冊。アドラーは「勇気」という言葉の定義づけをしていませんが、①リスクを引き受ける能力、②困難を克服する努力、③協力できる能力の一部というようなニ…

やり抜く人の9つの習慣(ハイディ・グラント・ハルバーソン)

『やり抜く人の9つの習慣』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)(〇) コンパクトかつ分かりやすく要点がまとまっており、習慣本の中では読みやすい良書だと思います(120ページ弱)。確かに本書の9つのステップで習慣化に取り組めば目標達成までの道が…

コーチング・バイブル(ヘンリー・キムジーハウス他)

『コーチング・バイブル』(ヘンリー・キムジーハウス他)(〇) コーチングの基本的な考え方、スキル、具体的なツールと、詳しく、かつ、バランスよく書かれています。「コーアクティブ・コーチング」として、コーチとクライアントの双方が積極的に関わり合…

これがほんまもんの経営者(大野健司)

『これがほんまもんの経営者』(大野健司)(〇) 日本政策金融公庫で支店長等を歴任し、経営者や経営の現場を1万社以上みてきた著者が、立派な業績を上げている経営者の共通項として、「15の習慣」をまとめた本書。経営者のみならず、コンサルタント、税理…

人工知能は人間を超えるか(松尾豊)

『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊)(〇) AI関連書籍でまず読むならこれ。2015年に発売された本書は、現在の第三次AIブームの中では早い段階で発売され、人工知能の実力・現在の状況・今後の可能性についてコンパクトにまとまっており、そのとっつきや…

さあ、才能に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー2.0(トム・ラス)

『さあ、才能に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー2.0』(トム・ラス) 初版以来、16年ぶりの刷新。書籍自体は、初版と比べ、34の資質についてそれぞれ10項目の行動アイデアが示されています。また、Web診断のレポートは初版よりも詳細になっており、…

SPRINT 最速仕事術(ジェイク・ナップ他)

『SPRINT 最速仕事術』(ジェイク・ナップ他)(〇) ベストセラーになっている本書。テーマ・課題に対してチームを編成し、個別作業・プロトタイプ作成時間・逃れらない締切をワークショップに加えた「SPRINT」と呼ばれる「短時間で成果を生み出す方法」。…

人生を変える習慣のつくり方(グレッチェン・ルービン)

『人生を変える習慣のつくり方』(グレッチェン・ルービン)(〇) 最近のテーマの一つである「習慣化」。約380ページと少し長いですが、経験や研究に裏付けされていて、自分でも取り入れたいと思う箇所が多数ある良書でした。人間は、期待やルールに対して…