MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

会社のものさし(本合暁詩)

『会社のものさし』(本合暁詩)(◯)


 アカウンティングの参考図書として、グロービスの受講生友が紹介されていたので、読んでみました。

 次のような特徴があり、アカウンティング、ファイナンスの基礎的な理解が深まる良書でした!
・分析指標が実際の経営にどのように使われているのか、新聞・雑誌記事を使って解説されており、指標と経営判断のつながりがイメージしやすい(経営者目線で理解できる!)
・バブル前から時系列で紹介されているので、変遷も合わせて理解できる
(時代背景がつかめるので、理解がさらに進む!)
・平易に書かれているので、とっつきやすい!

 特に、「数値・指標からどのように経営判断を下すのか」、その点を理解するきっかけになると思います。

 「経営者目線、銀行目線、投資家目線」
 私は、指標分析を行う際は、この3方向の立場から考えることを意識しています。投資家目線は苦手なので、ファイナンスは基礎から受講するかな。

会社のものさし

会社のものさし

 

f:id:mbabooks:20140217164820j:plain