MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

経営センスの論理(楠木健)

 先週読んでいた『経営センスの論理』(楠木健)。

『ストーリーとしての競争戦略』(→これはお薦め本!)の著者として有名な方ですね。

 この本も一般評価が高いので読んでみたのですが、現在の自分のレベル(すでに、本書でいうセンスに気づいているかどうか)で好みは分かれそう。

 内容は、いくつかの切り口で、センスがなければ、知識は活かせないことが書かれている。

(以下、本書で印象に残ったところ)
・経営者の論理:何をして、何をしないかを判断するセン
・戦略の論理:森を見て木を見ず、葉を見て木を見ず(表面の結果だけでなく、裏にある戦略を見ましょう、個別の施策ではなく、戦略全体を見ましょう、ということ)
グローバル化の論理:英語、MBAを学ぶ意義

など。

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