MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

論語と算盤(渋沢栄一)

今月、担当部署の勉強会で使用する『論語と算盤』(渋沢栄一)を読みました。

 最近、論語を教育に取り入れている企業が増えています。管理職だけじゃなくて、新入社員も対象にして、道徳教育や人間としての考え方を学ばせるきっかけにしているようです。

 本書は、論語の教えが、経営の考え方や心構えとして役立つというもの。
 大事な個所が多いので、すぐに線で一杯になります。

 『学問のすすめ』、『武士道』、『五輪書』などもそうでしたが、過去の偉人に学ぶことはとても多い。

 知識やテクニックに走りすぎず、たまには、自分の心を整え、考え方を養うことも大切ですね。

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