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MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

社長になる人のためのマネジメント会計の本(岩田康成)

 タイトルに惹かれて読んでみた、『社長になる人のためのマネジメント会計の本』(岩田康成)。
 管理会計入門編という感じ。金融機関なら1年目で読んだほうが良い内容です。社内研修の場面を模して台本仕立てとなっているので、普通の入門書よりとっつきやすい。

(本書で紹介されている項目をいくつか・・・)
原価計算の3ステップ(要素別〈材料費・労務費・経費等〉→部門別→製品別)
〇原価意識:お金を使わないのではなく、お金を効果的に使うことを考えること
損益分岐点図表=経営者の羅針盤 →儲けの構造を考え
〇変動費の削減→単位当たり消費数量の削減(歩留り改善)or購入単価削減
アウトソーシングのメリット:①競争原理の導入、②インセンティブ、③伸縮自在性(状況変化への対応性)
〇損得計算:①スポット受注は受けるべきか、②赤字製品を止めるとどうなる、③最適プロダクトミックス、④制約条件下の最適化、⑤自製かアウトソーシングか、⑥埋没原価と機会損失
〇投資の採算性を考える:DCF法、回収期間法、正味現在価値法(NPV)、内部利益率法(IRR)
〇事業部別損益の評価:貢献利益か最終利益か

 いずれも、基本的なことだけ書かれているので、その先は別の本で勉強したほうが良いと思いますが、これだけみてもやることは盛りだくさんですね。
 埋没原価と機会損失の考え方は、今回すっきりした。

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