MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

発送をカタチにする技術(吉田照幸)

『発送をカタチにする技術』(吉田照幸)。
 NHKのディレクターで、「サラリーマンNEO」の企画・演出などを手掛けた方が書かれた書籍。

 サラリーマンNEOという、これまでのNHKのイメージではあり得ない番組を実現した企画はどうやって生まれたの?と興味を持って最後まで読めました。
 「世界の社食から」、「スケバン欧愛留(オーエル)」、「セクスィー部長」、「テレビサラリーマン体操」、「教えてMr.ゴーン」…。それにしてもいろんな企画(コント)ありますねぇ…。

(印象に残ったところ)
〇直感と感情を分けて考える。
 感情は何らかの解釈が入るが、直感に理屈はない。
 直感は感じたときに書き溜めておくこと。何か足りない時は寝かせること。
 直感は理屈ではないので不安を感じるが、そこを信じるところから新しいものが生まれる。
 →直感、閃きって当たっていることが多いなとここ数年感じることがある。でもすぐ忘れるので、書き留めておくのは確かに大事。

〇問題と友達になる
 本当におもしろいアイデアは問題を解決する中で生まれる。問題は「自分への問い」にしてみると新しいものが生まれる。
 問題は答えを出すもの。起こったことは同じでも「嫌なこと」ととらえるか、「問題」ととらえるかで違ってくる
 →「問い」の大切さは、以前別の著者も言ってました。

〇経験と本を行ったり来たり
 自分と違う価値観に出会うために本をたくさん読み、実際にゲーム感覚で試してみる。良い本には本質がある。本質を知れば応用が効く。
 →これ共感!
 
 さっ、TSUTAYAに借りに行こっ!

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