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MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

さとり世代(原田曜平)

『さとり世代』(原田曜平)(〇)
 読む人によって得るもののがかなり違いそう。私は、かなり面白かったです。

 博報堂の若者研究所リーダーの著者が学生61人を集め、6回計30時間以上議論した結果を対談方式で記載しています。

 最近の新入社員ってこんな感じなんだぁと世代間ギャップに驚きを感じるところと、「あぁ~そうだろうなぁ、分かる分かる」というところが3:7くらいでした。
 まぁ、ここに記載されている学生が全てではありませんが、特徴は出ているのかなと思います。

 著者の結論は、「さとり世代」は「さとった風世代」。背景は、長引く不景気と、ソーシャルメディア化。特徴的行動は、「少額ちょこちょこ消費」「経験消費」「応援消費」「いいね!症候群」「ネタ消費」

(さとり世代の発言に対する気づき、おどろき)
【驚き1】就職氷河期時代だからすべてが就活のため。ボランティア活動は就職活動の自己PRのために行っている人が多い。海外留学では自己PRに使えない。サークルよりも学生団体。人に何がPRできるかが行動原理。

【驚き2】音楽に関する対談の中で…。「ステレオってなんですか?」「ステレオわかんない」→まじっ?実家に無いとステレオに接する機会ないのかぁ…。そりゃCD売れないね。そんな世代。

【気づき】LINEグループの細分化:20人のサークルでなのにLINEは40グループ→情報を伝える相手を細分化してとても情報管理に気遣っている→小グループ化傾

 最終章に「さとり世代VSバブル世代」の対談があり、これもギャップが面白かった。

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