『マイケル・ポーターの競争戦略』(ジョアン・マグレ
これは良い本だった!今後も何回でも読み返したい。
ポーターの競争戦略は、これまで、モヤっとした理解に
この本は、ポーターが何を言いたいのかをかみ砕いて解
この本で、ようやくポーターの考え方の核心に近づけた
(本書のポイント)
【競争の考え方】
「最高を目指す」(ゼロサム)のではなく、独自性を目
ゼロサムで競争が収斂すると、顧客の価値基準は価格だ
【5つの競争要因(ファイブフォース】
業界の業績と自社の業績の理解に使う。業界の構造が分
・どこで競争するのか(業界定義)‥「製品の範囲」と
【競争優位(バリューチェーン)】
競争優位は、競合他社より相対的に低いコストか高い価
バリューチェーンは、これを活動の側面からみている。
活動1つ1つは模倣されやすい。だから、特別に調整さ
【トレードオフ】
やらないことを打ち出し、一部の顧客を不満にさせるの
【適合性】
優れた戦略は、様々な選択の結果、バリューチェーン内
(ZARAの事例がとても分かりやすく記載されている
【継続性】
継続を支えるのは、戦略の方向性。
戦略とバリューチェーン(オペレーション)の改善を一
「柔軟な方針」は、一見得策に見えても何も考えていな
変わりすぎることは変わらなさすぎるのと同様に致命傷
最後に、著者が引用していて印象に残った言葉が‥
”古典とは、「誰もが読んでおけばよかったと思うが、
- 作者: ジョアン・マグレッタ,マイケル・ポーター(協力),櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: 単行本
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