MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

思考の整理学(外山滋比古)

 クリシンの羽野講師お薦め本。

 『思考の整理学』(外山滋比古)。

1983年(最近はコピーができるようになってきたとの記載が…太古ですな)のものですが、確かに発想は今でも使えますね。

(気になったポイント)
・どんなことでも朝飯前にすればさっさと片付く。朝の頭はそれだけ能率がいい。
 ⇒同感。私も完全朝型に切り替えて10年くらい経ちます。
・考え事をしていて、テーマができても、いちずに考えつめるのは賢明ではない。しばらく寝させ、あたためる必要がある。
 ⇒私も煮詰まると、別のことから片付けるようにしています。
・まだまだ書けないと思っているときでも、もう書けると自分に言い聞かす。とにかく書き出すと、書くことはあるものだ。おもしろいのは、書いているうちに、頭の中に筋道が立ってくる。
 ⇒Day3で羽野先生から指摘された点です(>_<)
・長い間学校教育を受けていると、すべてのことに正解があるのだというような錯覚に陥るのは、収斂能力だけを磨かれているからである。そういう頭で満点の答えのない問題に立ち向かうと、手も足も出なくなってしまう。
 ⇒この状態から抜け出すことが目下の課題。

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