『読書は「アウトプット」が99%』(藤井孝一)
これまで読むことがなかった読書本を読んでみました。内容は、本は読むだけでなく、アウトプットすることで力になるという観点からまとめられています。
私自身の取組や発想ともかなり似ており、共感しました。
(要点‥本書より)
〇本の話をする
・本の内容は、人に話すことで初めて自分のものになる
・本に書いていあることを「何かに使えないか」とう視点で読む
・「要約力」は読書で培える(この項目は何を言いたいのか?この章は何を言いたいのか、この本は何を言いたいのか?を考えて読む)
・俯瞰力を養うためにも幅広いジャンルを読む
〇速読よりも乱読
・複数の本を並行して読むのが読書習慣を付けるポイント
・インプットする箇所を事前に決める
・速読ではなく、斜め読み、飛ばし読み、逆さ読み
・本は買いまくる。探すことに時間をかけない。
〇読書を投資にする観点
・「本に出てきたノウハウの10%」実践できれば上出来。
・1冊の本をうのみにせず、「本当にそうか?」と疑う。
・本へのメモ書きは思ったことをそのまま、シンプルに。
・「要約+コメント」の書評を書けば、伝える力が鍛えられる。
〇さらに学びを深めるために
・長く読み継がれてきた「古典」にこそ、ものごとの真理がある。
・小手先のスキルではなく、仕組みを学ぶ。
・仕事と関係のない分野の本から飛び抜けた発想が生まれる。
・易しい本で全体像をつかむ。
・文芸書はリーダーに必要な「人を動かす力」を伸ばしてくれる
・読む本のレベルを上げていくことが人間的成長につながる
シンプルですが、要所がまとまっていると思います。
とくに私の場合、読書に関して心がけているのは、以下のとおりです。
【本を選ぶ】
・「良さそう!」と直感が働けば即購入(リアル・ネット問わず)
・幅を広げるために、1~2カ月に1冊程度は普段いかない本屋のコーナーで本を買う。
【本を読む】
・①併読し、②要点を掴み、③ブログにまとめる、という流れを繰り返しながら、「ジャンルを広げて俯瞰力を養う」「レベルをあげて深堀する」という縦と横へ広がていく。
・そのとき興味のあるものを読む。一軍積読コーナー約30冊から常時3~4冊を併読しています(朝、気になった本をchoice)。また、二軍に約100冊の積読本があり、たまに一軍・二軍を入れ替えます。
・読書時間は、通勤電車と寝る前。電車の中でのスマホは禁止。
【記録に残す】
・読み終わったら、ブログ&Facebookで要点をまとめる(1500字を目途)。