全26巻。3度目の挑戦.。
今回は、リーダーとしての徳川家康を意識して読んでいます。.
(第17巻の見どころ‥小説なので詳細は割愛します)
関ケ原の戦い(1600年9月15日)直前2カ月(同年7~8月)の動きが詳細に記されています。家康が上杉征伐のため大坂城から江戸へ。その間に謹慎中の石田三成が毛利輝元を担ぎ出し旗揚げ。伏見城を守る家康の家臣、鳥居元忠との伏見城攻防戦。三成は大坂にいる家康陣営の親族を人質に取ることを画策するも、人質にすべき象徴的存在であった細川ガラシャ夫人の抵抗・自刃に遭い失敗。伏見城を落とした三成は東へ向かう・・。
(備忘‥年表のみ。年齢は数え年)
・1600年6月2日(59歳):大坂城西の丸に諸将を集め、会津征伐の軍議をひらく
・1600年6月16日(59歳):兵を率いて大阪を発し、伏見城に入る
・1600年6月17日(59歳):伏見城の留守を鳥居元忠に守らせる
・1600年7月2日(59歳):江戸城に入城
・1600年7月21日(59歳):江戸を発信、会津に向かう
・1600年7月24日(59歳):下野小山に出陣
・1600年7月29日(59歳):大和柳生の柳生宗厳に兵を起こさせる
・1600年8月4日(59歳):井伊直政、本多忠勝を西上させ、先鋒軍を監督させる
関ヶ原の戦いまで、あと1カ月強。当時、何が起こっていたのか、史実に忠実に細かく書かれており、イメージは膨らみます。