全26巻。3度目の挑戦.。
今回は、リーダーとしての徳川家康を意識して読んでいます。.
(第22巻の見どころ‥小説なので詳細は割愛します)
世の中から戦いがなくなり10年以上が経つ。商売のこと、宗教のこと、諸外国のこと、関心は戦いから生活の安定へ。しかし、大半は戦が当たり前の時代を過ごしてきた人々の心は簡単には変わらない。家康が亡くなればまた世の中が混乱すると期待を寄せる人たち、その気持ちをどのように削いでいくか、22巻は、そんな悩ましい問題に立ち向かう時期を描いています。
(備忘‥年表のみ。年齢は数え年)
・1609年8月(68歳):駿府城の七層の天守閣落成。
・1610年1月(69歳):名古屋城の築城を開始。
・1611年3月(70歳):上洛の途につき、二条城で秀頼と合う。
・1611年4月(70歳):法令三カ条を近畿・西国の諸大名に下し誓書を提出させる
・1611年6月(70歳):駿府城でビスカイノを引見する
・1612年1月(71歳):法令三カ条を示し、東北の諸大名より誓書を提出させる
・1612年2月(71歳):キリスト教を禁じ、所司代板倉勝重に命じて、京都の境界を壊させる。
・1612年6月(71歳):公家衆法度及び勅許紫衣の法度を定める
20巻以降、平和な時期が続く。その中にあって、伊達政宗は不気味な存在であり、六男忠輝と伊達政宗の娘五郎八姫とを結婚させて、一見緊密に見えても相当警戒が強いことが窺えます。