『聴くだけで集中力が高まるビジネス瞑想CDブック』(平本あきお)
チームフロー代表の平本あきおさんのCDブック。34年間瞑想を実践していらっしゃる著者が、忙しいビジネスパーソン向けに5分ほどの短時間でスッと瞑想に入り込める瞑想実践法についてまとめた一冊です。
(CDの内容)
①朝、出勤をしたら(3:54)
②社外の人との打ち合わせの前に(4:46)
③ランチ休憩のあとに(4:24)
④資料づくりにとりかかるときに(4:48)
⑤ミスをして気分が落ち込んだときに(5:41)
⑥不足の事態に落ち着いて対処したいときに(6:10)
⑦感情的になりそうになったときに(5:11)
⑧1日を終えて、眠りにつく前に(6:17)
⑨ちょっと憂鬱な日曜日の夕方に(5:23)
(印象に残ったところ‥本書より)
〇ビジネス瞑想の特徴
①すぐ結果に繋がる(短時間で深い瞑想に入れる)
②どこでもできる(カフェ、トイレ、満員電車)
③頑張らなくても続けられる(驚くほど気持ちいい)
〇瞑想とは
今ここで自分自身に起きていることやまわりの反応、状況に気付け続けている意識状態のこと。
〇オンとオフの切り替え
3~5分の程度の瞑想でスッとOFFモードに移り、また3~5分程度の瞑想でサッと頭を爽やかにしてオンのスイッチを入れる。現代を生きるビジネスパーソンに必要なのは、オンとオフの切り替えが、自在にできるようになること。
〇瞑想で集中力を高める
瞑想をすることで雑念が減り、自分自身に起きていることやまわりで起きていることに、先入観なく気づくことができる。瞑想状態で仕事ができると、全体を俯瞰して、自分やまわりの人たちの状態を把握し、もっとも最適な物を選択できるようになっていく。
〇瞑想法
望ましい状態を作りたいときは、それを引き起こす動作をするほうが簡単。瞑想状態を引き起こすための動作を瞑想法という。瞑想本体をコンスタントに再現するには、効果的な瞑想誘導の方法を取り入れることが不可欠。
〇瞑想に入るための6つの入り口
瞑想導入の方法は数千種類あるが、分類すると大きく11に分かれ、このうち6つが一般的なアプローチ。
①身体運動と瞑想
②感情発散と瞑想
③呼吸と瞑想
④五感イメージと瞑想
⑤思考と瞑想
⑥他人や自然、動植物との交流と瞑想
まずやってみて慣れること。ということでCDを聞くと、音楽とともに著者が進め方を解説しながら進んでいきます。そのまま実践すればよいのでとっても簡単です。そして、著者のビジネス瞑想講座を一度受講してみようと思っています。3~5分で手軽に気分をリセットできるコツを体感できれば、これからの人生でも大いに役立ちそうです。