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MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

才能は開ける(ロジャー・ハミルトン)

『才能は開ける』(ロジャー・ハミルトン)

 人間には生まれ持った才能があり、その才能によって「得意なこと」が決まり、その才能に気付き、才能に応じた方法でステップアップを目指す自己啓発本です。Web診断テストをもとに、自分の才能が4つのどのタイプかを確認して、タイプに応じ経済的な自由を得るためのステップアップ方法を解説しているのが特徴です。

 

(印象に残ったところ‥本書より)

〇4つの才能(周波数)

 人には周波数がある。生来の周波数は羅針盤。この羅針盤に従えばフロー(流れ)を見つけることができる。

①「ダイナモ」‥創造することが好きなアイデアマン

②「ブレイズ」‥人と繋がることが好きな社交的な人

③「テンポ」‥人の役に立つことが好きな五感に優れた人

④「スチール」‥詳細に強い人

 

〇自分のフロー(流れ)を見つけること

 フローは富へのカギ。自分の周波数が分かれば、最適な本や模範となる人を見つけやすくなる。何を受け入れ、何を受け入れないのか判断がしやすくなる。周波数に従い、フローを大きくすればするほど、自分が創造する富も大きくなる。

 

〇第5の周波数

 4つの周波数を学習サイクルにリンクさせる第5の周波数があり、その周波数が「なぜ?」を問いかける。そして、「なぜ?」という問いが、「何?」(ダイナモ)、「誰」(ブレイズ)、「いつ」(テンポ)、「どうやって?」(スチール)という一連の問いに繋がる。

 

〇「Future Vision」を作成する

 今後1年間(コントロールできる1番近い未来)で人生の発展について全体的に考えその青写真をつくる。

■書き方1

 1年後、それまでの1年間を振り返りながら日記を書いているとイメージする。

 日記の書き出しは、「この1年間で私は・・・」、そして、「この1年間に感謝します。この1年間で私は・・・」。

 「達成度の気づき」と「感謝」があれば、「Future Vision」を作成するだけで充実感やエネルギーが湧いてくる。

■書き方2

 まだ方法は考えずに、四半期ごとに「何?」と「いつ?」に集中し、進捗状況を確認する曜日と時間帯を決める。お勧めは、日曜日の夜、夕食後の1時間。

 

〇ウェルス灯台(9つの階層)

①被害者(毎月負債が膨らんでいく)

②生存者(生活するだけのお金しか稼げない)

③労働者(生活のためにがむしゃらに働く)

④プレイヤー

パフォーマー

⑥指揮者

⑦主催者

⑧作曲家

⑨レジェンド

 一つのレベルで行き詰ってしまう原因は、それ以前にいたレベルで使っていた古い戦略を使うこと、あるいはまだ到達していない上のレベルの戦略を使っていること。自分のレベルに合った戦略を使う必要がある。

 

〇第3章~第5章

 本書では①被害者~③労働者の3段階について、4つのタイプ(周波数)別に「やるべきこと」と「やめるべきこと」を整理し、ステップアップする方法を解説しています(ここは長くなるので割愛します)。

 

 タイプ別で考える方法は、ピッタリくる方とモヤっとする方にはっきり分かれる気がします。私の場合、いろいろな診断を試してみても、大体どれも平均的みたいな結果になるので、あまり診断に基づく考え方というのがはまった経験がありません。

 本書での学びとしては、「Future Vision」の描き方。1年後に立って、そこで感じた気持ちを想像しながら書き出し、その気持ちから逆算して、例えば四半期ごとなどの期間を区切って、どんな状態になっているかを考えてみる。これって、昨年末の合宿で2017年のビジョンを描いた方法と同じ。やはり、先に感情を作ると行動がついてくるという考え方に立っており、ここは一旦肚落ちしているだけに、とても共感できるポイントでした。

才能は開ける

才能は開ける

 

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