MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

フランス人は10着しか服を持たない 「凛とした魅力」がすべてを変える(ジェニファー・L・スコット)

『フランス人は10着しか服を持たない 「凛とした魅力」がすべてを変える』(ジェニファー・L・スコット)

 

 人気シリーズ「フランス人は10着しか服を持たない」の第3弾。著者が留学先のパリでお世話になったホストマザーがモデルになった本シリーズ。ファイナル・レッスンとなる本書は、身だしなみ、振る舞い、マナー・エチケットなどの所作に着目し、気品をもって情熱的に生きるためのヒントがまとめられています。女性向けに書かれていますが、男性も参考になります。本書に書かれているような凛とした女性とお会いする際にこちらもきちんとしていないといけないと身が引き締まります。

 

(印象に残ったところ‥本書より)

〇「凛とした魅力」の5つの特徴

①自信

 ありのままの自分に満ち足りている。本当の意味で自信を持っている。

②心の落ち着き

 常に物事をポジティブに捉え、冷静さを失わない。

③思いやり

 他人の立場になって考え、思いやりのある行動を取る。

④美しい身だしなみと姿勢

 その場にふさわしいおしゃれな装いと美しい姿勢。

⑤「いま、この瞬間」を大切に

 「いま、この瞬間」を大切に、情熱的に生きる。

⇒品格や気品、スタイル、エレガンスは、最初から備わっているものではなく、身につけるもの。だからこそ、心がけ次第で誰でも身につけることができる。

 

〇外見は凛とした魅力の第一歩

 ただし、凛とした魅力をもたらすのは、ドレスや口紅ではない。凛とした魅力は、いつも身ぎれいに、自分らしいおしゃれをしよう、という心がけから生まれるもの。そして、凛とした態度や振る舞いを心がけながら、自分らしいスタイルのある暮らしを送るとき、美しさが生まれる。美しさは内面からにじみ出る自信と、あなたならではの美しさに目覚めた喜びから生まれる。

 

〇部屋着は持たない

 家の中でもきちんとした装いを勧めるのには、理由がある。凛とした態度や振る舞いを心がけるのは、他人に対して自分を格好よく見せるためではなく、生活のすべてに変化を起こすためだから。家の中でも素敵な服を着たほうが気分がいいし、立居振舞も自然と変わってくる。一人暮らしで誰とも会う予定がなくても、そんなことは関係ない。これは自尊心の問題。家の中でもきちんとした装いでいることは、子供がいる場合は特に重要。子供たちの思い出に残るのは、家にいるときのママだから。

 

〇凛とした魅力と10着のワードローブ

 要らない服がたくさん詰まったクローゼットは、持ち主について多くのことを物語っている。その人は、頭の中でも同じようにぐちゃぐちゃで混乱している。自制心に欠け、すぐに新しいものが欲しくなってしまう。耳の痛い話かもしれないが、ぎゅうぎゅうにクローゼットには要らない服だけなく、未解決の問題がたくさん詰まっているはずだ。まだ試したことがなければ、是非一度「10着のワードローブ」に挑戦してみて欲しい(本シリーズ第1弾参照)。大量のワードローブを季節ごとに10着に絞り込んでいく過程で、きっと多くのことに気付くだろう。

 

〇姿勢は心の状態を表す

 姿勢とは、凛とした態度が身体に表れたもの。その時の心の状態がそのまま映し出されてしまう。疲れ果ててぐったりしてしまったとき。物事がうまくいかなくて、あきらめかけているとき、落ち込んでいるとき、不安なとき。そういうときは、あなたが何も言わなくても、周りの人たちはあなたの姿勢を見ただけで「何かあったな」と気づくはず。大変な状況にあるときは、自分の姿勢に注意してみよう。

 

〇美しい姿勢を保つための秘訣

①自分を大切にする

②自信を持つ

③運動をする(強くしなやかな筋肉は、美しい姿勢を保つのに役立つ)

④あごを上げ、首を長くする

⑤相手と視線を合わせる

 

〇自分に恥じない行動をとる

 日常生活で接するどんな人にたいしても、礼儀正しく振舞うのを習慣にしよう。なぜなら、人に対する態度には、その人の価値観や、人生で何を重要だと思っているかが、如実に表れるから。

 

〇「えーと」「みたいな」

 「えーと」や「みたいな」をやたらと遣ってしまうようなら、「一体どうしてだろう?」と考えてみよう。多くの人は会話が途切れそうになると、どうでもいいようなことをしゃべり続けてしまう。「えーと」や「みたいな」などのつなぎ言葉やスラングを遣ってしまう背景には、ひょっとしたら社交不安の問題が潜んでいるかもしれない。どうにかして沈黙を埋めたいもの。

 

〇ことば

 美しい言葉遣いを心がけていると、想像以上に良いことがたくさん起こる。仕事の面接でも好印象を与えることができるし、知的で気の合う仲間にも恵まれる。若い人たちを指導する立場になって、尊敬されることもあるだろう。まわりの人たちは、そんなあなたに必ず気づくはず。

 

〇家はすべての始まり

 他人の目に触れることのない家庭生活においてこそ、凛とした態度や振る舞いを心がけるべき。家庭でしっかりとした基盤を築き、日頃から練習を積んでこそ、外の世界でもきちんと振る舞うことができるから。家をいつもきちんと片付けておくことは、よい自己鍛錬になる。自己鍛錬を行ってこそ人格が磨かれる。そして人格を磨いてこそ、凛とした魅力を身につけることができる。

 

 「凛とした魅力」と聞いて、真っ先に頭に浮かんだお友達がいます。お会いしたときの雰囲気、姿勢、たたずまい、お話しした感じ・・。いつもFacebookで拝見するオーラ感もすごい方。背景には本書にあるような内面を磨く努力や人に見えない場所での継続的な努力・習慣化の力なのかなと想像してしまいました。

フランス人は10着しか服を持たない ファイナル・レッスン 「凜とした魅力」がすべてを変える

フランス人は10着しか服を持たない ファイナル・レッスン 「凜とした魅力」がすべてを変える

 

 f:id:mbabooks:20170601073845j:plain