MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

宗教・思想

永久の哲学2〜ピュタゴラスの黄金詩〜(OSHO)

『永久の哲学2〜ピュタゴラスの黄金詩〜』(OSHO) ピュタゴラスといえば、ピタゴラスイッチ?ギリシアの宗教家、数学者、哲学者で、哲学者を名乗った最初の人。輪廻転生から解脱を得るため、特別の戒律を守る新宗教の一派を主宰し、南イタリアで活動したそ…

永久の哲学1〜ピュタゴラスの黄金詩〜(OSHO)

『永久の哲学1〜ピュタゴラスの黄金詩〜』(OSHO) ピュタゴラスといえば、ピタゴラスイッチ?ギリシアの宗教家、数学者、哲学者で、哲学者を名乗った最初の人。輪廻転生から解脱を得るため、特別の戒律を守る新宗教の一派を主宰し、南イタリアで活動したそ…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)<10冊目『空の哲学』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <10冊目『空の哲学』100〜112の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)<9冊目『生の神秘』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <9冊目『生の神秘』92〜99の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)<8冊目『存在をひとつに』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <8冊目『存在をひとつに』84〜91の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO) <7冊目『光と闇の瞑想』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <7冊目『光と闇の瞑想』73〜83の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)<6冊目『覚醒の深みへ』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <6冊目『覚醒の深みへ』64〜72の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<5冊目『愛の円環』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <5冊目『愛の円環』48〜63の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<4冊目『沈黙の音』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <4冊目『沈黙の音』37〜47の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<3冊目『第三の眼』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <3冊目『第三の眼』25〜36の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<2冊目『源泉への道』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <2冊目『源泉への道』13〜24の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<1冊目『内なる宇宙の発見』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <1冊目『内なる宇宙の発見』1〜12の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の…

『涅槃経』を読む(田上太秀)

『『涅槃経』を読む』(田上太秀) ブッダが臨終に際して説いた極意をまとめた『涅槃経』。本書は、『涅槃経』の案内書的な一冊で、『涅槃経』の中から特に重要であり、特色のある内容が抽出して紹介されています。ブッダの様々な教えの中で、最後に何を言い…

韓非子(本田済)

『韓非子』(本田済)(◯) 本書は、1969年刊行の筑摩叢書に基づく、1996年に刊行されたちくま学芸文庫文庫版(上下)を原本として、2022年に講談社学術文庫から刊行されたものです。現代語訳に加え、各章句の要点が冒頭に書かれており、読みやすいと思いま…

王陽明「伝習録」を読む(吉田公平)

『王陽明「伝習録」を読む』(吉田公平) 陽明学の祖、王陽明(1472〜1528年)の名著『伝習録』を解説した一冊。陽明学は、江戸時代に入って日本にも伝わり、藤原惺窩、林羅山、中江藤樹、佐藤一斎といった方々をはじめ、幕末運動から明治・大正の期にまで大…

老子(池田知久)

『老子』(池田知久) 「仁義礼智」などを重んずる倫理思想、などの政治思想、知恵、学問、人為などによる重要問題の解決を、『老子』はすべて批判して退けている。後の『荘子』『呂氏春秋』『韓非子』『荀子』『淮南子』に多大な影響を与えた『老子』。老師…

法句経講義(友松圓諦)

『法句経講義』(友松圓諦) 本書は、昭和9年にラジオで放送された著者の『法句経講義』をまとめた一冊。『法句経』は『ダンマパダ』とも呼ばれ、ブッダの教えである原始仏教の最古の経典のひとつです。『法句経』は全部で423の詩で構成されますが、このラ…

ゴータマ・ブッダ(上)(中村元)

『ゴータマ・ブッダ(上)』(中村元) 著者は、昭和の仏教思想の大家。本書は昭和44年に発売された、ブッダの生涯と思想をまとめた著者の代表作です。その後、中村元選集『ゴータマ・ブッダ』Ⅰ・Ⅱとしてまとめられたものをあらためて、全3巻にわたってまと…

仏典のことば(田上太秀)

『仏典のことば』(田上太秀) 本書は、仏教の基本教理を表す12の言葉を通して、無限の広がりを持つ釈尊の教えを平易に説く、仏教入門書です。仏典を学ぶというと難しそうなイメージがありますが、本書のように、重要な言葉から入るのもありかと思います。 …

原始仏典Ⅱ 第1巻

『原始仏典Ⅱ 第1巻』 ブッダの教えである「原始仏教」。後世ブッダの教えをまとめ直した大乗仏教〜中国へ伝播〜日本へ伝播という流れをとる仏教ですが、本書は、原点となるブッダの教えをまとめたシリーズ本。第1シリーズ全7巻を読み終えて、第2シリーズ…

ブッダ伝(中村元)

『ブッダ伝』(中村元)(◯)<2回目> 昭和の仏教大家であり、インド哲学の第一人者である著者。本書は、ブッダの生涯を追いながらその思想がどのように生まれたのか、教えの要点は何か、といった点を原始仏典の経典を紐解きながら、わかりやすく解説され…

『アティーシャの知恵の書(下)』(OSHO)

『アティーシャの知恵の書(下)』(OSHO) 20世紀を代表するインドの思想家OSHO講和録シリーズ。アティーシャとは、チベット仏教の中興の祖。そのアティーシャの教えを解説した一冊です。 ◯「偽りの快適さのために悲しみを求めてはならない」(経文) ・誰…

アティーシャの知恵の書(上)(OSHO)

『アティーシャの知恵の書(上)』(OSHO) 20世紀を代表するインドの思想家OSHO講和録シリーズ。アティーシャとは、チベット仏教の中興の祖。そのアティーシャの教えを解説した一冊です。 ◯慈悲の技法 ・息を吸い込むとき、自分は世界のあらゆる人々の全て…

死について41の答え(OSHO)

『死について41の答え』(OSHO) 20世紀のインドを代表する思想家OSHOが語った、死に対する思想。タブー視されるテーマかもしれませんが、自分の中の内省の書として読んでみると、今の生き方を考えるきっかけともなり、死と生は表裏一体の不可分な関係である…

「法句経」一日一話(A・スマナサーラ)

『「法句経」一日一話』(A・スマナサーラ)(◯) 最古の仏教教典のひとつ『ダンマパダ』(法句経)。『ダンマパダ』とは、「真理のことば」。2,500年経っても色褪せない、生き方に関する教えが詰め込まれています。人間の本質的な部分、思考、行動、言動を…

ジャータカ(松本照敬)

『ジャータカ』(松本照敬)(◯) 「ジャータカ」とは、「ブッダの前世の物語」。 読む前は、過去世?なんか怪しそうって思うところもありましたが、ジャータカは、これで一つの経典(教え)となっており、全体が物語風でとても理解しやすい内容です。「なん…

大乗の教え(上)(中村元)

『大乗の教え(上)』(中村元) 高野山大学のレポート作成のために読んだ本です。 レポートのテーマは、「ナーガールジュナ(龍樹)の「空」の思想について(3,800〜4,000字)」 内容としては、まずナーガールジュナの諸著作を整理し、次に、いくつかの著作…

世親(三枝充悳)

『世親』(三枝充悳)(◯) 世親(ヴァスパンドゥとも呼ばれる)は、大乗仏教の時代に「唯識」を説いた方です。「我は存在せず、煩悩と業などによって構成される法のみがある」とした『具舎論』。すべての事物は心が創り出した表象にすぎないと主張する唯識…

認識と超越(唯識)(服部正明、上山春平)

『認識と超越(唯識)』(服部正明、上山春平) 角川ソフィア文庫「仏教の思想」シリーズ第4巻。高野山大学のレポートのために読みました。「唯識」。唯、識あるのみ。ナーガールジュナが説いた「空」は何もないということですが、その後を受けてヴァスパン…

知恵と慈悲<ブッダ>(増谷文雄・梅原猛)

『知恵と慈悲<ブッダ>』(増谷文雄・梅原猛) 高野山大学のレポートのために読んでいた一冊。角川ソフィア文庫の仏教の思想シリーズ全12巻のうちの第1巻です。本シリーズは1990年代の発行ということもあり、書籍のフォントが小さく読みづらい点はあります…