組織行動とリーダーシップ(OBH)
『心理的安全性のつくりかた』(石井遼介) 2020年に発売され、ベストセラーになった本書ですが、実は3回目のチャレンジでようやく最後まで辿り着いたという、私にとっては、なかなか手強い一冊でした。特に難解なことが書かれているわけではありませんが、…
『トラスト・ファクター』(ポール・J・ザック)(◯) 良書でした。「信頼」をマネジメントすることについて科学的にまとめられた一冊です。「人間の本質とは何か?」「組織を率いる上で最も大切なことは何か?」。あとがきに書かれている本書の意義は、「神…
『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー)(◯) 著者は、『なぜ人と組織は変われないのか』でも有名なハーバード大学大学院教授。大半の人が「自分の弱さを隠す」ことに時間とエネルギーを費やしてしまって…
『社員が惚れる会社のつくり方』(舞田竜宣)<2回目> グロービス経営大学院の舞田先生の著書です。OBH(組織行動とリーダーシップ)を受講した際に読んで以来2回目。幸せな職場をつくり、社員のパフォーマンスを高めるカギは何か。人の心に焦点をあてた…
『イノベーションのジレンマ』(クレイトン・クリステンセン)<3回目>(◯) お馴染みの名著シリーズ第1作。改めて読み直してみると、経営戦略、マーケティング、製品開発、組織の意思決定システムなど多岐にわたる問題が絡み合ったテーマであることを再…
『社員の力で最高のチームをつくる』(ケン・ブランチャード他)(〇) 帯に惹かれて購入しました。あの星野社長が惚れこんだ本書は、「1分間エンパワーメント」というサブタイトルのとおり、社員に能力をいかんなく発揮してもらうための取り組み方法につい…
『ムーブ ユア バス』(ロン・クラーク) 本書が伝えたいイメージは表紙の絵に集約されています。職場をバスにたとえ、それを動かしている社員。社員には、①ランナー(期待以上のことをやってのける人)、②ジョガー(できる範囲で仕事をする人)、③ウォーカ…
『学習する組織』(ピーター・M・センゲ)(〇) 500ページを超える本書。過去、何度かの途中挫折がありましたが、今回は、学友が自社社員に本書を勧め、実践しているという話に刺激を受け、ようやく完読しました。 本書は、組織に必要な理論、ツール、手法…
『イノベーション創発論』(佐藤剛)<2回目> 人材マネジメントの佐藤講師の著書です。前回は、人材マネジメントを受講した際に読みましたが、今回は、テクノロジー企業経営の受講時に、研究開発マネジメントの観点に着目して読んでみました。 本書は、3M…
『京セラフィロソフィ』(稲盛和夫)(〇) これはもう、バイブルですね。稲盛さんのいろいろな著書を読ませていただきましたが、その要素は、京セラフィロソフィを解説している本書に集約されています。 アカウンティングⅡ(管理会計)のレポートがアメーバ…
『ピクサー流創造するちから』(エド・キャットムル、エイミー・ワラス)(〇) 『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』で有名なピクサー・アニメーション・スタジオの共同創設者による著書です。 創造性を阻害するものは、たくさんあるが、きち…
アメーバ経営(稲盛和夫)(〇)<2回目> アカウンティングⅡ(管理会計)の参考図書に指定されているので、久々に読み返しました。言わずと知れた良書です。 「人間として正しいことを行う」という哲学と緻密な部門別採算管理システムをベースとした経営手…
『経営を見る眼』(伊丹敬之)(〇) 人・組織・カネ・リーダー・戦略‥。経営者が考えるべき全体像を体系的にまとめた書籍です。経営の勉強のスタートとして何を学べばよいかと考えながら読んだり、ある程度勉強した段階で、自分の視点の抜け漏れを確認しな…
『史上最大の決断』(野中郁次郎、萩野進介) 上司から推奨されたので読んでみました。 ノルマンディー上陸作戦の史実を中心に、アイゼンハワーなどの指揮官の実践知のリーダーシップ論と戦略論が書かれているリーダーシップ本です。 (本書で印象に残ったと…
『カモメになったペンギン』(ジョン・P・コッター他)(〇) 先月の自主勉強会で使用した課題図書です。 組織変革に成功したペンギンの物語を通じて、変革に必要なリーダーシップを考えることができる、とても読みやすい一冊です。 物語は、氷山が溶けて始…
『経営者が語るべき「言霊」とは何か』(田坂広志)(〇) お友達の社長から、「田坂さんの本ならこれ!」と紹介いただいた本です。 お薦めいただいたとおり、これまで読んだ田坂さんの書籍の中で最も経営者視座の書籍で、私のような中間管理職でも「そうそ…
『二十一世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎) 歴史から学び、後世に伝えていきたいこと。小学生の教科書に収録された2つのエッセイです。子どもたちに託されたメッセージは、2作品あわせても、わずか数十ページですが、大人が読んでもとても考えさせられ…
『スターバックス再生物語』(ハワード・シュルツ、ジョアンヌ・ゴードン) 2007~2008年にスターバックスに訪れた危機に対し、会長に退いていたハワード・シュルツがCEOに復帰し、スタバを立て直していく再生物語です。 先週読んだ、『スターバックス成…
『スターバックス成功物語』(ハワード・シュルツ、ドリー・ジョーンズ・ヤング) 1~3月期、組織行動とリーダシップ(OBH)関連書籍の読み納めは、スタバにしました。 この本、買って読み始めたが挫折し、1年位本棚に眠ってました。OBHの授業で最も刺激…
『行動分析学マネジメント』(舞田竜宣、杉山尚子)(〇) 組織行動とリーダーシップ(OBH)の舞田先生の著書です。 架空の企業を物語風にして、間に解説が入るという構成で、上司が部下に対し具体的にどのように声をかけるか、どのようにかかわるのかという…
今月の自主勉強会の課題図書、『静かなリーダーシップ』(ジョセフ・L・バダラッコ)を読みました。ハーバードビジネススクールのシリーズものです。 普通に読むと、まず最初に「これってリーダーシップ?」と思ってしまう。内容は、セルフマネジメントで仕…
『ウイニング勝利の経営』(ジャック・ウェルチ、スージー・ウェルチ)(〇)(2回目) お馴染み、GEのCEOを20年務めたミスター経営者。 1位・2位以外の事業は売却してしまう厳しい印象が強いですが、嫌なことにも逃げずに挑む姿は、やはり強いリ…
『社員が惚れる会社のつくり方』(舞田竜宣)(〇) 組織行動とリーダーシップ(OBH)、舞田講師の書籍です。 本書では、「エンゲージメント」をキーワードにして、①働く人が幸福で、②会社に愛着を持ち、③成果をあげて貢献しようと思う、ための経営について…
『MBB:「思い」のマネジメント実践ハンドブック』(徳岡晃一郎、舞田竜宣)(〇) 現在受講している、組織行動とリーダーシップ(OBH)舞田講師の書籍です。 毎回の感動を呼ぶ講義に刺激され、読んでみました。 〇MBB(Manegement By Belief):「思い」の…
『リーダーシップ論』(ジョン・P・コッター)(〇) 1970~90年代を中心とした、コッターの論文集です。 今読んでも、まったく色褪せない。 時代が変わっても、人や組織を動かす本質は変わりませんね。 (印象に残ったところ) 〇リーダーシップとマネジメ…
『ジョン・コッターの企業変革ノート』(ジョン・P・コッター、ダン・S・コーエン)(〇) リーダーシップ系の書籍は概念的で理解しにくいものが多いなぁと思っていましたが、これはとても分かりやすくてお薦めです。 企業変革と大げさに考えなくても、社内…
今週初めに読んだ『リーダーシップ入門』(金井壽宏)〔2回目〕 リーダーシップをいかに学ぶか? 基本は実践からの学びでしょうが、書籍からの学びは、自分を鼓舞し、考え方を広げ、そして、また実践に臨む気持ちを後押ししてくれます。 (本書で印象に残っ…
『ゲームのルールを変えろ』(高岡浩三)(〇) 100年の歴史があるネスレ日本で日本人初のCEOとなった高岡社長のリーダー論。結果を出し続ける、経営者としての強い信念を感じることができた良書でした。 ネスレ日本は、外資系企業でありながら、長い歴史の…
今週、社内の自主勉強会で使用した『JAL再生』(引頭麻実)(2回目) 今回は、私が幹事。人材育成に繋がる書籍という縛りがあるので、これまで読んだ中から、この本を選定しました。 (勉強会の結論) JALは倒産を機に、儲ける仕組みと従業員の意識が大きく…
先日、会社の自主勉強会で使った『リーダーシップは部下で育つ~最新フォローワーシップ入門~』(浅野淳)。 リーダーシップに関する書籍はたくさんありますが、この本は、フォロワーシップに着目し、部下が上司をフォローしチームに貢献するにはどういうス…