『成功のタイムリミット』(ドクター・ジョン・F・ディマティーニ)(◯)
人間行動学と自己啓発分野の世界的権威でありスペシャリストである著者が、インスピレーションに溢れる60の法則とそれぞれの法則に対応するアファメーションを紹介した一冊。1日あたり4ページほどの解説は読みやすい文量で、スピリチュアルと科学的根拠の両面から学べるところが著者の素晴らしい点です。
(印象に残ったところ・・本書より)
◯良質な質問の法則(3日目)
・人生は、質問の質によって決まる。「どうしたらこの請求書を払えるだろうか?」と自問すれば、限界を作ることになる。「どうしたら自分の大好きなことをして、たっぷりと報酬をもらえるだろうか?」と自問すれば、人生を楽しみながら、経済的にも報酬を得る。
①「人生で、絶対にやりたいことは何か?」
②「どうしたらそれをすることで、たっぷりと、信じられないくらい素晴らしい報酬を受け取れるだろうか?」
③「絶対にやりたいことを実現するために、今日できる7つの最優先事項はなんだろうか?」
④「どのような障害に出合うだろうか?そして、どのように解決すればいいだろうか?」
⑤「どうすれば、もっと効率的に、効果的にできるだろうか?_
⑥「何がうまくいって、何がうまくいかなかったのだろうか?」
⑦「それがネガティブなことであれポジティブなことであれ、今日起きたことはどのように私に役立つだろうか?」
◯天才の法則(6日目)
・天才性を目覚めさせるシンプルなワーク
①あなたが天才だと思う人の名前をどんどんリストに書き出す
②彼らについて書かれた伝記を読む
③リストに書いた偉大な人たちの伝記を読むことで、あなたはきっと、偉大な人物と自分に、共通点があることに気づき始める。
④「私は天才です。自分の知恵を活かします」と言う。
◯生命力の法則(7日目)
・人生を充実させるための7つのツール
①どこに向かっているのかを知る
②いつも感謝する
③適切に食べる
④水を飲む
⑤深く満たされた呼吸をする
⑥天職につながる
⑦笑顔でいる
◯完了の法則(14日目)
・あなたは、能力を極端に超えた目標や、あなたの価値観に合わないものを目標に設定するときにはいつでも目標を達成することができず、自己価値を下げることになる。そして、自分自身を責めることになる。
・目標設定するときには、できるだけ小さく噛み砕き、合理的に時間配分し、実行していくことが賢明。1つひとつのステップを完了させて自分自身にしっかりと報い、また次のミッションへ向かっていくことに慣れましょう。
◯計画の法則(27日目)
・「計画を立てないことは、失敗を計画していることである」
◯富に感謝する法則(34日目)
・富を築く人とは、お金で何が提供できて、何ができるのかを知っている人。お金を管理したり、受け取ったり、賢く与える才能に感謝している人。
・これからあなたが手にするお金が、どのようにあなたと、それから世界の助けになるのか、100の理由と100のメリットを描く。そのお金を使ってできることを100書き出す。
◯鏡の法則(42日目)
・正直に自分の内面を見つめてみると、ポジティブな面とネガティブな面、どちらも私は持っていることに気づく。
・すべての面が誰かと、自分の助けになっている。
・自分自身が好まないものでも、実は他の人の助けになっている。
・自分の光と影の両面を受け止めること。
・鏡の法則は、あなた方の人の中に見る特性がなんであれ、あなたもそれを持っていることに気づかせてくれる。
◯現実的な期待の法則(48日目)
・大抵の場合、「非現実な期待」をあなた自身に、または他の人にしている。1日24時間、ずっと親切な人でいてくれるように望んでいるかもしれない。しかし、実際のところ、人は親切な面と意地悪な面、両方の特性を持っている。
・私には陽気な面しかありません、と自分自身に期待すると、毎日必ず自分自身を責めることになる。そのような非現実的な期待を生きることは、誰にもできない。
・普通の人は、見てから信じますが、人生の達人は、信じてからそれを目にする。現実に結果を出したかったら、まずは自分自身がそれに許可を出す必要がある。私の内にある認識が変われば、外の世界が変わる。なぜなら、私たちは毎瞬、自分の思考によって人生をつくっているから。