MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

やる気のスイッチ!実践セミナー(山崎拓巳)

『やる気のスイッチ!実践セミナー』(山崎拓巳)

 本書は、13のやる気のスイッチを手掛かりに、セルフイメージを書き換え、ホメオスタシス(自分のいつもの状態であろうとする力)によって、ストコーマ(見えている部分)を変えていこうというHow to本です。ワークも豊富で、アウトプットしながら、先に進んでいく感じです。できれば、ワークは一人よりも複数で行い、リード役がいるとなおいいなと思います。

 

(印象に残ったところ・・本書より)

◯ワーク

1)最近嬉しかったことはなに?

①最近嬉しかったことを3つ書く。

②それぞれ、どんな風に嬉しかったかを考える。

・エネルギッシュで、大きなことをどんどん成し遂げている人は、気分に左右されるのではなく、気分を意図的に左右する方法を知っている。

・何かを始める前に、ちょっとだけ意識を変えるための工夫をする。

 

2)最近できなかったことはなに?

①最近できなかったことを紙に書く。

②それを「〜したくなかった」「〜しないことをあえて選択肢ている」という表現に書き換える。

・「◯◯できない」という言葉は、思考を停止させる。それ以上考えようとしない。だから何か「できていないな」と思ったら、それは「あぁ、私はやりたくないんだ」と気づく。

 

3)今までの人生で誇らしかった出来事はなに?

①生まれてから今日までを振り返る。

②誇らしかった出来事を10個、紙に書く。

③その中からベスト3を選ぶ。

・セルフイメージの幅を決めているもの。これ以上にもこれ以下にも生かせない壁=メンタルブロックが存在する。その壁を「壁だ」と認識できれば、その壁はもう半分壊れたようなもの。

 

4)必ず成功するなら、何をしたい?

①「必ず成功するならやりたいこと」を紙に書く。

②「私は、私が〜することを許可します」と言う。

・理屈ではなく、許可したときにブロックに穴があく。

 

5)あなたの能力に限界がないとしたら、今年なにを達成したい?

①「能力に限界がないとしたら、今年達成したいこと」を紙に書く。

②「私は、私が〜することを許可します」と言う。

・壁がある限り、今より上にも下にもいけない。メンタルブロックの存在に気づき、許可する。

 

6)必ずOKをもらえるとしたら、誰に何をお願いしたい?

①「必ずOKをもらえるとしたら、誰に何をお願いしたいか」を紙に書く。

②(いけるかも!?)という想像をしてみる。

・心の中に映し出された出来事は、実際に起こりやすくなる。そういう性質が心の中にある。だから起きてほしいことだけを心の中に描くことが重要。

 

7)あなたの役割はなに?

①あなたの役割をすべて紙に書く。

②それぞれの役割について、「本当にやりたいこと」を紙に書く。

・おすすめなのは、「妄想する」こと。

・ぶっ飛んだ夢はセルフイメージをグーンと動かす。

 

8)あなたにとっての「ぶっ飛んだ夢」はなに?(複数人でやる)

①方法すらわからない、ぶっ飛んだ夢を話す。

②聞き手はまるで目の前で奇跡が起きているような驚きの目、耳、心で聞く。

③さらに聞き手は、その人が「ぶっ飛んだ夢」をどのように実現しているか、想像する。

④想像したことをたっぷり伝えてあげる。

・他人の知恵ではなく、他人の想像力を借りる。

・ゴールが先、Howは後。

・ぶっ飛んだ夢が先で、やり方は後でいい。

 

9)あなたが気にする10人は誰?

①あなたが新しいことに挑戦するときのことを想像する。

②そのとき顔色が気になる人(伝えたくなる人、意見を聞きたくなる人、あまり知られたくない人など)10人思い浮かべる。

③その10人の名前を書く。

上記で書いた10人はあなたのセルフイメージを作っている人たちです。その10人の平均年収が、あなたの5年後10年後の年収になります。さらにその10人の人生の価値観を平均したものが、5年後10年後のあなたの価値観になります。

 

10)もう一度聞きます。あなたが気にする10人は誰?

・それらをすべて併せ持った「11人目の憧れる人」をイメージの中で作り上げることで、11人目に同調し、同一化する。

 

11)今までの人生でひどかった出来事はなに?

①生まれてから今日までを振り返る。

②特にひどかった出来事を10個紙に書く。

③その中からワースト3を選ぶ。

④その状況からどうやって抜け出したか、紙に書く。

・ほとんどの人はフタをしているが、そんな最悪な過去から立ち直り、今、普通に生活をしているということは、その状況から抜け出す方法を知っているということ。

 

12)誰にどんな感謝をする?

①「ぶっ飛んだ夢」がもし叶ったときのことを想像する。

②そのとき感謝したい人たちの名前と、感謝の言葉を紙に書く。

③感謝を伝えたときのことを想像する。

④そのとき湧き上がる感情を紙に書く。

・リアルに思い描くほど、目標は達成しやすい。そのためには、「達成したときに得られる感情」を先取りすること。

 

13)何をすべき?

①「今目指していること」を紙に書く。

②「何がうまくいっているか」を紙に書く。

③「何がうまくいっていないか」を紙に書く。

④「だから何をすべきか」を紙に書く。

・最大のネガティブな思い込み。それは、「自分は神様じゃない」というもの。「ゴールが先、Howが後」の気持ちで、自分も”まさか”と思うようなぶっ飛んだ夢を持ってみる。

 

 全体が大きなワークになっており、その解説が書かれているという流れ。どういうイメージを描き、思考パターンをそれに従わせ、ブロックを外していくというステップを踏み、知らず知らずのうちに、目標が達せできてしまう、そんな思考・体質にしていくための一冊でした。「なかなか一人じゃやんないんですよねー」という方は、こういう時こそコーチング領域かもしれませんね。 

やる気のスイッチ! 実践セミナー (Sanctuary books)

やる気のスイッチ! 実践セミナー (Sanctuary books)

 

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