リスクマネジメントと企業価値
『日本の金融リスク管理を変えた10大事件』(藤井健司) 本書は、過去の事件から生じた損失や失敗の経験と、それに対する教訓を糧として発展してきた、金融リスク管理の歴史をまとめた一冊です。序章+10大事件の計11テーマが比較的コンパクトに書かれていま…
『平成27年度改正個人情報保護法のしくみ』(日置巳美、板倉陽一郎)、『Q&Aでわかりやすく学ぶ個人情報保護法』(辻畑秦喬) 2冊とも個人情報保護法の平成27年9月改正に焦点をあてた解説書です。全面施行は、改正から2年以内と決められており、平成29年8…
『経営思考の「補助線」』(御立尚資) リスクマネジメントと企業経営の授業をでお世話になった、ボストンコンサルティンググループ日本代表である御立先生のこれまでに執筆された記事を抜粋した経営エッセイ集です。 グローバリゼーション、イノベーション…
『ジオエコノミクスの世紀』(御立尚資、イアン・ブレマー) ボストンコンサルティング日本代表の御立尚資さんと、世界トップクラスの国際政治・地政学エキスパート、イアン・ブレマー氏の共著&対談です。 タイトルの「ジオエコノミクス」とは、国が自国の…
『戦略「脳」を鍛える』(御立尚資)(〇) リスクマネジメントと企業価値の講義の指定図書です。長らくボストンコンサルティング日本支部の代表を務められた著者が、戦略論プラスアルファの能力(インサイト)をどのように身につけるかを説いた一冊です。本…
『ソーシャルゲームのビジネスモデル』(田中辰雄・山口真一)(〇) 「リスクマネジメントと企業経営」の担当業界がゲーム業界ということで、読んでみました。 ソーシャルゲーム自体をやったことがないため、「一体どんな収益モデル?」「業界の抑えるべき…
『大阪府警暴力団担当刑事~捜査秘録を開封する~』(森功) ちょっと変わりネタで。。。書店で表紙に惹かれ衝動買いして読んでみました。 若干イメージだけ書きますと、表紙に「捜査秘録を開封する」とあるように、ノンフィクションライターがかなりの取材…
『「事務ミス」をナメるな!』(中田亨) 仕事の参考図書として読んでみました。 本書は、実際の事務ミス事例を引用しつつ、事務ミスとは何か、どうすれば防げるかという内容が書かれています。本書でも指摘されているとおり、製造業ではヒューマンエラーが…
『意思決定のジレンマ』(ラッシュワース・M・キダー)(〇) 「規制値以下の汚染情報を公表すべきか?」、「真面目なだけの従業員の雇用継続かコスト削減か?」、「家族旅行で英気を養うか子供の将来のために貯蓄をするか?」・・・。 本書は、どちらも正し…
『ANA整備士のこだわり ヒューマンエラーは現場で防ぐ』(田口昭彦) 航空機整備の現場一筋の著者が現場の経験から紡ぎ出した、ヒューマンエラー対策のノウハウ本です。 絶対に事故を起こしてはならない航空機整備の仕事。人手の作業に頼る以上、「ヒューマ…
『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』(中田亨) 多くの企業で取り組みが強化されている、リスクマネジメント。 本書は、オペレーションリスクである、ヒューマンエラーを未然防止するために、企業としてどのように取り組めばよいのかという、現場のノウハウが紹…