MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

会社のものさし(本合暁詩)

『会社のものさし』(本合暁詩)(◯) アカウンティングの参考図書として、グロービスの受講生友が紹介されていたので、読んでみました。 次のような特徴があり、アカウンティング、ファイナンスの基礎的な理解が深まる良書でした! ・分析指標が実際の経営…

商店街はなぜ滅びるのか(新雅史)

『商店街はなぜ滅びるのか』(新雅史) 仕事の関係で読みました。 商店街の形成とその後の崩落の背景が記載されています。 (これからどうすればいいのかという、解決の示唆がないのは残念) 戦後、離農者や戦地から帰った方の雇用の吸収として地域に小売業…

不恰好経営(南場智子)

『不恰好経営』(南場智子)(◯) DeNA創業者の自叙伝です。 マッキンゼーから独立され、事業を軌道に乗せるまでの苦労話が満載。 とても素直に喜怒哀楽を出して書かれています。 「女性経営者だから…」という観点ではなく、コンサルタントから経営者へ…

実学(稲盛和夫)

『実学』(稲盛和夫)(◯) アカウンティングⅠの尾関講師お薦め本。 久しぶりに読み返しました 会計は経営のためにある。会計ルールはルール、実際の経営実態を表していないと意味がない、不正やあいまいさを排除すべしという経営者の視点から見た会計の使い…

LEAN IN(シェエリル・サンドバーグ)

『LEAN IN』(シェエリル・サンドバーグ)(◯) フェイスブックCOOの方が書かれた書籍で、受講生友がFBで紹介されていましたので、読んでみました。 単に、出産や子育ての時期だけの話ではない。女性が仕事でリーダーを目指すには、就職するずっと前から、先…

コンサルタントの習慣術(野口吉昭)

本書にはいろんな習慣が書かれていますが、 私も実践しているのが、「自分の生活に1日1時間ルールを課す」 本書では、事例として、3Mは1日1時間、グーグルは1日1時間半、既存業務以外に時間を使うルールを課し、新し商品を生み出していることが挙げら…

マッキンゼー入社1年目問題解決の教科書(大嶋祥誉)

『マッキンゼー入社1年目問題解決の教科書』(大嶋祥誉) 入社1年目と侮ることなかれ。 クリシンの授業や、コンサルの先生から良く指摘される点が満載。特に、実務で使えてこそ意味があるという観点は、ビジネスに直結。 クリシンを受けただけにピンとくる…

変わる力(鈴木敏文)

『変わる力』(鈴木敏文)。 セブン研究の続きです。鈴木会長のアイデアってどこから生まれてくるのか…と考えつつ読んでみました。 本書に「情報の中に身を置く」という節があります。 「特別なアイデア発想法や情報収集があるのか」とよく尋ねられるが、そ…

セブンイレブン 終わりなき革新(田中陽)

『セブンイレブン 終わりなき革新』(田中陽)(◯) セブン好きな私。 何か最近スゴイ勢いで美味しいものが多い。 なんでか?ということで、セブン研究。 本書では、PBなど商品開発の苦労話(おいしさの話がたくさんあります)、ドミナント戦略と配送ルート…

ハンバーガーの教訓(原田泳幸)

『ハンバーガーの教訓』(原田泳幸)(◯) 「どうしたらこんな経営者になれるんだろう…」。この素朴な疑問を少しでも解消したいと思いながら週末に読んでみました。 (印象的なところ…バックボーンは何?) 〇基礎の基礎から着手 原田さんは、高校時代に吹奏…