MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アンソニー・ロビンズの「成功法則」(アンソニー・ロビンズ)

『アンソニー・ロビンズの「成功法則」』(アンソニー・ロビンズ) 世界No.1カリスマコーチと称される著者。この方のコーチングを受けた著名人がすごすぎます。クリントン元大統領、ゴルバチョフ、マザーテレサ(そもそもコーチングを受けたことに驚き!)…

人物を創る(安岡正篤)

『人物を創る』(安岡正篤)<2回目> 人間学講話シリーズ。本書は、人生に最も原理的な指導力のある書である経書の一つである中国古典の『大学』と『小学』の解説講義です。『大学』は人を治める学、政治哲学を説く学問。『小学』は日常実践の学問、いかに…

一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服(政近準子)

『一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服』(政近準子) いつもFacebookでひときわ素敵な装いを拝見している政近さんの著書。昨秋に発売された『服は、あなた』を拝読し、服装は生き方を表しており、逆に服装から内面を変えていくことも可能だということを…

知命と立命(安岡正篤)

『知命と立命』(安岡正篤)<2回目>(〇) 政治家にも大きな影響を与えた陽明学者として有名な著者の人間学シリーズ。本書は、①心を尽くして本来の自己を自覚し(尽心、尽己)、②天から与えられた使命を知り(知命)、③自己の運命を確立する(立命)とい…

すぐやる!すぐやめる!技術(平本あきお)

『すぐやる!すぐやめる!技術』(平本あきお) コーチングを教えていただいた、平本あきおさんの著書です。多数の著書を出されていますが、本書は、楽しみながら続けられ、無理したり我慢しなくても、結果を手に入れられる、そのための「すぐやる!すぐやめ…

行動の科学(マイケル・ボルダック)

『行動の科学』(マイケル・ボルダック) 著者の経験がすごすぎる。ゆえに、真実味がある。そんな一冊。 著者は7歳のときに父親が母親を殺害するという衝撃的な事件を体験。そのショックから重度の吃音症と極度の対人恐怖症となる。16歳のときには養父母の…

アドラー心理学を語る4 勇気づけの方法(野田俊作)

『アドラー心理学を語る4 勇気づけの方法』(野田俊作)(〇) シリーズ全4巻の最終巻。日本におけるアドラー心理学の第一人者が、対話形式で平易に著す実践講座。相談施設を開業されている著者がアドラー心理学が現場でどのように使っていらっしゃるかが…

アドラー心理学を語る3 劣等感と人間関係(野田俊作)

『アドラー心理学を語る3 劣等感と人間関係』(野田俊作) シリーズ全4巻のうちの第3巻。日本におけるアドラー心理学の第一人者が、対話形式で平易に著す実践講座。相談施設を開業されている著者がアドラー心理学が現場でどのように使っていらっしゃるか…

カルロス・ゴーンの経営論(公益財団法人 日産財団)

『カルロス・ゴーンの経営論』(公益財団法人 日産財団)(〇) 本書は、公益財団法人日産財団が主催する「GRLP」(global resilient leadership program/逆風下の変革リーダーシップ養成講座)の成果に基づいて執筆されたもので、カルロス・ゴーン氏への質…

アドラー心理学を語る2 グループと瞑想(野田俊作)

『アドラー心理学を語る2 グループと瞑想』(野田俊作) シリーズ全4巻のうちの第2巻。日本におけるアドラー心理学の第一人者が、対話形式で平易に著す実践講座。相談施設を開業されている著者がアドラー心理学が現場でどのように使われているかがまとめ…

アドラー心理学を語る1 「性格は変えられる」(野田俊作)

『アドラー心理学を語る1 「性格は変えられる」』(野田俊作) 「アドラー心理学を語る」シリーズ4巻の第1巻。1987年に出版された著書の再版です。著者は精神科医で心理療法、社会性訓練プログラム、カウンセラーなど幅広く手がけられており、話が具体的…

恋愛コーチング(平本あきお)

『恋愛コーチング』(平本あきお) チームフロー代表である平本さんのコーチング本、恋愛編。女性向けに書かれていますが男性でもとても参考になります。すでに中古でしか手に入らない貴重本。平本さんが恋愛をテーマにコーチングするとどうなるの?興味津々…

達成の科学(マイケル・ボルダック)

『達成の科学』(マイケル・ボルダック)(〇) ビジネスコンサルティングの世界的権威であるブライアン・トレーシー氏から「世界No1目標達成コーチ」とお墨付きを与えられた著者。成功達成法則に関する考え方がとても分かりやすく、受け入れやすいなと思っ…

才能は開ける(ロジャー・ハミルトン)

『才能は開ける』(ロジャー・ハミルトン) 人間には生まれ持った才能があり、その才能によって「得意なこと」が決まり、その才能に気付き、才能に応じた方法でステップアップを目指す自己啓発本です。Web診断テストをもとに、自分の才能が4つのどのタイ…

なぜ、あなたのやる気は続かないのか(平本あきお)

『なぜ、あなたのやる気は続かないのか』(平本あきお) チームフロー代表の平本さんの最新刊です。目標に向けた習慣化をテーマにした本書。「やる気が続かない」と悩んでいる人のうち、8割の人は「本当はやりたくないことを、やりたいと思い込んでいる」。…

目標達成する技術(マイケル・ボルダック)

『目標達成する技術』(マイケル・ボルダック)(〇) 著者の経歴がすごすぎ、それだけで説得力があります。まず帯に「私が7歳のとき、父が母を殺しました・・・」とある実話。このショックで吃音が激しく人とまともに対話ができない状態に。しかしその後、…

才能が9割(北端康良)

『才能が9割』(北端康良) 才能は持って生まれたもの?いえいえ。冒頭の羽生善治さんの言葉に「私は以前、才能は一瞬のひらめきだと思っていました。けれど今は、10年とか、20年とか、30年とか、同じ姿勢で、同じ情熱を傾け続けられることが、才能なんだと…

心の壁の壊し方(松永茂久)

『心の壁の壊し方』(松永茂久) やる前から「無理」「できない」と決め込むクセがついてしまっている。心が目に見えない「壁」に囲まれたままだと、いくら素晴らしい理論を知ったとしても、結局はその「壁」に阻まれて、絵に描いた餅になってしまう。本書は…