2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
『メタ思考トレーニング』(細谷功) 著者は、『地頭力を鍛える』『具体と抽象』『問題解決のジレンマ』『無理の構造』など良書多数のコンサルタント。本書は、あるものを一つ上の視点から客観的に見る、メタ思考について書かれています。一つ上から見ること…
『人間を磨く』(田坂広志)(〇) 『知性を磨く』、『人は、誰もが、「多重人格」』と並ぶ三部作。人間関係が好転する「こころの技法」をまとめた本書。非のない人間を目指して生きる視点ではなく、非も欠点もある未熟な自分を抱えて生きるという視点から、…
『現代の経営(下)』(P.F.ドラッカー)<3回目> 「現代の~」とはいっても出版は1954年。ドラッカー曰く、「私のマネジメントに関するその後の著作のいくつかは、本書を発展させたものである」という、マネジメントの原点となる本書。半世紀以上前の著書…
『WHYから始めよ!』(サイモン・シネック) 少し鍛錬すれば、どんなリーダーや組織でも、組織の内外の人たちに感銘を与え、やる気を起こさせ、アイデアやビジョンを発展させる手助けができる。本書は、人を奮起させ感激させ、鼓舞することに成功した個人や…
プロ野球の経済学(橘木俊詔) 著者は、日本経済学会会長も務められた、京都大学名誉教授。本書は、副題に「労働経済学の視点で捉えた選手、球団経営、リーグ経営」とあるように、プロ野球を労働経済学の観点からとらえた一冊です。「スポーツ×経済」の観点…
『ブラックバイト』(今野晴貴)×『コンビニ店長の残酷日記』(三宮貞雄) たまたま並行して読んでいた2冊。2冊合わせて読むことで、労働現場の実態について、雇う側と雇われる側の両面から知ることができます。 『ブラックバイト』では、外食、コンビニ、…
『あきらめない心』(天野篤) 著者は天皇陛下の執刀医で知られる心臓外科医(順天堂大学医学部教授)。執刀した手術数7200例、成功率98%という実績は、まさに第一人者。本書は、著者の経験や現場で命と向き合い感じる様々なことを振り返った一冊です。「天…
『具体と抽象』(細谷功) 人間の知性のほとんどは抽象化によって成立しているが、具体性が重視される「分かりやすさの時代」にはそれが退化していってしまう。そんな「抽象」を扱う方法を「具体」との対比で解説されています。ページ数も文章量もシンプルに…
『現代の経営(上)』(P.F.ドラッカー)(〇)(3回目) 「現代の~」とはいっても出版は1954年。ドラッカー曰く、「私のマネジメントに関するその後の著作のいくつかは、本書を発展させたものである」という、マネジメントの原点となる本書。半世紀以上前の著…
『漫画版 世界の歴史』(集英社文庫)〈10巻セット〉 漫画と言って侮ることなかれ。各巻の監修者は東大教授など錚々たる方がずらり。かなりしっかりとした内容で、読むのも時間がかかります。漫画版は、やはり文字だけと比べて、イメージが湧きやすく、メリ…