MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プラットフォーム革命(アレックス・モサド、ニコラス・L・ジョンソン)

『プラットフォーム革命』(アレックス・モサド、ニコラス・L・ジョンソン)(◯) 良書です。現在の経済を支配しているプラットフォームビジネスに関する一冊です。プラットフォームビジネスの仕組みをと実例がうまく組み合わさっていて、全体像を理解しやす…

逆境を生き抜くリーダーシップ(ケン・アイバーソン)

『逆境を生き抜くリーダーシップ』(ケン・アイバーソン)(◯) 良書です。本書は1998年に発行された『真実が人を動かす』を新たに翻訳したもので、瀕死のニューコアを全米3位の鉄鋼メーカーに変貌させた伝説の経営者による一冊です。帯の、ユニクロの柳井…

マーケティング脳VSマネジメント脳(アル・ライズ、ローラ・ライズ)

『マーケティング脳VSマネジメント脳』(アル・ライズ、ローラ・ライズ)(◯) 良書です。私の好きなアル・ライズさんの2009年の作品。サブタイトルに「なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?」とあり、右脳派のマーケティング担当と左脳派の経営者で…

話し方入門(D・カーネギー)

『話し方入門』(D・カーネギー)(◯) 本書は、『人を動かす』『道は開ける』で有名な著者による、スピーチの公式テキストです。出版は、1926年ですが、今でも現役で使えるスキルが盛りだくさんです。 (印象に残ったところ・・本書より) ◯勇気と自信を養…

1440分の使い方(ケビン・クルーズ)

『1440分の使い方』(ケビン・クルーズ) タイトル通り、タイムマネジメントの本です。1440分=24時間。To Doリストで管理するのではなく、スケジュールで管理する。億万長者、起業家、オリンピック選手、オールAの学生など優れた人はどのような時間の使い方…

問いかける技術(エドガー・H・シャイン)

『問いかける技術』(エドガー・H・シャイン)(◯) 本書は、良い人間関係を築くカギとして本書で語られるのが「問いかける」という日常行為。ただ闇雲に質問するわけではなく、良い人間関係の構築に役立つのは「謙虚に問いかける」こと。「謙虚に」「問いか…

究極の鍛錬(ジョフ・コルヴァン)

『究極の鍛錬』(ジョフ・コルヴァン)(◯) 良書でした。本書は、その名の通り、鍛錬する方法を突き詰めた一冊です。偉大な成果を出す人たちが取り組んでいる日々の鍛錬とは。何が一般人とは異なるのか。達人達の一般的能力は驚くほど平均的で、どれほど多…

はじめてチャクラの本(矢尾こと葉)

『はじめてチャクラの本』(矢尾こと葉) 本書は、レイキカウンセラーの著者がエネルギーセンターとも呼ばれる、一人ひとりが持っているパワースポットのような、7つの「チャクラ」についてまとめた一冊です。チャクラとは、体をめぐるエネルギー概念の一つ…

道は開ける(D・カーネギー)<3回目>

『道は開ける』(D・カーネギー)<3回目>(◯) 古典的名著です。『人を動かす』で有名な著者のもう一つの名著です。『人を動かす』が人間関係の機微について述べられているのに対し、本書は人間に共通する「悩み」の実態とその克服法が述べられています。…

人を助けるとはどういうことか(エドガー・H・シャイン)

『人を助けるとはどういうことか』(エドガー・H・シャイン)(◯) 道を尋ねられたり、どの洋服が似合うかを聞かれたり・・・ビジネスシーンだけでなく、とても身近な場面を題材に7つの原則に基づく人を助けるさまざまなコツがまとめられています。単なるテ…