2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
『エミール(中)』(ルソー) 著者のルソーは、1712年フランス生まれ。昔社会科の教科書で『社会契約論』とセットで暗記した記憶がありますが、もう一つの代表作が『エミール』。表紙に記載されているように、「ある教師がエミールという平凡な人間を、誕生…
『脱炭素産業革命』(郭四志)(◯) 地球環境を守るためのCO2削減、カーボンニュートラルに向けた取り組みが加速しています。本書は脱炭素の動きを新たな段階の産業革命として現状を捉え、新たな生産様式、生活様式が、エネルギー安全保障や資本主義、市場経…
『エミール(上)』(ルソー) 著者のルソーは、1712年フランス生まれ。昔社会科の教科書で『社会契約論』とセットで暗記した記憶がありますが、もう一つの代表作が『エミール』。表紙に記載されているように、「ある教師がエミールという平凡な人間を、誕生…
『日銀の責任』(野口悠紀雄) 日本の賃金水準が国際的に見ても低くなり、日本企業の生産性が低下の一途を辿っていく中、物価高騰と円安で日本と海外の賃金格差はさらに開くこととなった現在。本書はなぜこのような状況になったのか、ここから脱出するために…
『冒険の書』(孫泰蔵) 本書は、サブタイトルに「AI時代のアンラーニング」とあるように、今の時代の学び方の書です。ただ、新しい何かを提示するというよりは、そのヒントを古典的名著に求めにいっています。本書では、その古典のエッセンスをわかりやすく…
『22世紀の民主主義』(成田悠輔)(◯) 著者は夜は米国イェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。東大卒業時は最優等卒論に与えられる大内兵衛賞受賞、MIT博士号取得。スタンフォード大学客員教授、東大招聘研究員、経済産業研究所客員研究員な…
『日本企業の勝算』(デービッド・アトキンソン) 著者はイギリス生まれで日本に30年以上居住する経営者。元ゴールドマンサックス社の金融調査室長でもあります。 著者のこれまでの書籍を読んできた中で、指摘されているのは日本の生産性の低さの原因は中小…