グローバル・パースペクティブ
『対立の世紀 グローバリズムの破綻』(イアン・ブレマー) 地政学が注目されて脚光を浴びている著者。『「Gゼロ」後の世界』などの著者としても有名です。本書は、単に問題を理解するためだけではなく、先に進んでいくために一緒にできることがあるというと…
『世界全史』(宮崎正勝) 本書は、先史~現代までを「35の鍵」でまとめられており、歴史の大きな転換点をつかむのに適しています。また、随所に「歴史の読み方」というコラム的な数行の解説があるのですが、これも歴史の流れを補足するのによくまとまってお…
『いちばんシンプルな世界の歴史』(クリストファー・ラッセルズ)(〇) 「世界史をざっとおさらいしたい!」というのにうってつけの1冊でした。 本書は、先史時代~2000年頃までの世界史の流れをシンプルな1本の線に凝縮したもので、36枚の地図もとても…
『厳選!受講期間中に読みたいお薦め書籍』(2015年12月末時点) 「授業前に読んだほうがいいお薦め本は?」とのご質問を頂いた際に、お薦めしている厳選書籍です。半年ぶりに更新いたしました。 (☆=最初の1冊としてお薦め) 【クリティカルシンキング】 …
『ロシアの論理』(武田善憲) グローバル・パースペクティブDay2で学んだロシア。これまでロシアについてきちんと学ぶ機会がありませんでしたが、授業に合わせて読みました。2010年(メドヴェージェフ大統領時代)に発行された本書は、90年代の混乱からプー…
『経済学入門(ミクロ編)』(ディモシー・テイラー) スタンフォード大学で最優秀講義賞を獲得した授業を再現した本書。池上彰さん監訳で日本語訳も分かりやすいと思います。マクロ編を読み、その流れでミクロ編も読んでみました。 (印象に残ったところ‥本…
『1940年体制』(野口悠紀雄)(3回目)(〇) グローバル・パースペクティブのDay6で「日本経済の失われた20年」を学びましたが、失われた20年を学ぶなら戦時~戦後経済も学ばないと!と思い、再読しました。最新版は2010年版ですが、再読した2002年版とは…
『「失われた20年」を超えて』(福田慎一) 本書は、「世界の中の日本経済」という全10巻シリーズの1冊目。バブル経済の発生~リーマンショックまでの約20年の日本経済についてまとめられています。バブル崩壊後の不良債権問題の処理の遅れが2000年代の生産…
『戦後経済史』(野口悠紀雄)(〇) 戦後70年。戦時中に制定された国家総動員法による経済体制から、高度経済成長への転換。日米摩擦からバブル経済、その後の失われた20年。日本の経済構造はどのように変化し、これから未来を構築していく手がかりは何か。…
『イスラームからみた「世界史」』(タミム・アンサーリー)(〇) グローバル・パースペクティブDay5(サウジアラビア)の授業をきっかけにイスラムの世界を学んでみたいと思い買ってみました。著者はアフガニスタン出身でサンフランシスコの在住の作家。60…
『「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質』(松本 利秋) [kindle版] グローバル・パースペクティブの授業で各国の歴史を学んでいくと、どうしても気になって外せないのが地政学。地図って、北を上に見ることに慣れ過ぎてしまっていたので、ちょっと視点を変…
『日経新聞の数字がわかる本』(小宮一慶)(〇) グローバル・パースペクティブを受講すると、自ずと経済・歴史を学びなおさないといけないという気持ちになり、今回は社会人第一歩で学んだ日経新聞の読み方に再度目を通すことにしました。本書は、日経新聞…
『地政学入門』(曽村保信)[Kindle版] 地政学とは地球全体を常に一つの単位と見、その動向をリアル・タイムでつかんで、そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問のことです。 グローバル・パースペクティブを受講し、経済学、世界史と…
『リーダーシップとは何か』(リー・クアンユー) グローバル・パースペクティブDay1のケースで学んだシンガポール初代首相リー・クアンユー氏。本書は、1959から90年まで首相在任、その後も2011年まで要職を歴任された長年にわたる著者の政治生活からまとめ…
『物語シンガポールの歴史』(岩倉育夫) グローバル・パースペクティブDay1の授業で取り上げられたシンガポール。東京23区と同じくらいの面積に540万人(うち永住者380万人)が暮らす国です。 本書では、200年前までジャングル同然だった無人島がイギリスの…
『経済学入門〈マクロ編)』(ティモシー・テイラー)(〇) スタンフォード大学・ミネソタ大学で「学生が選ぶ講義が上手な教師」1位を獲得した著者と監訳が池上彰さんという、超分かりやすいタッグです。図表・チャートがほとんどありませんが、それでも経…
『経済は世界史から学べ』(茂木誠) 駿台予備校世界史教師の著者がまとめた経済と世界史の関係。経済ニュースは非常に多くの予備知識(教養としての経済学)を必要とします。本書は、経済をより深く理解するために、物事の成り立ちから学ぶというアプローチ…