MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方(竹内三恵子)

『ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方』(竹信三恵子) 話題の『21世紀の資本』ですが、いきなり700ページ超を読み進めることが、ためらわれたため、まず、エッセンシャル版を読んでみました。 内容は、ピケティが『21世紀の資本』で伝えようとしたこと…

ブランド論(デービット・A・アーカー)

『ブランド論』(デービット・A・アーカー)(〇) ブランド論の大家である著者が、ブランド論の基本原則を取りまとめたエッセンシャル版です。と言っても300ページを超えるしっかりした内容なので、入門書に一冊くらいは目を通してから読んだほうが理解が進…

会計マネジメント(檜作昌史)

『会計マネジメント』(檜作昌史)(〇) いい本発見!。アカウンティングⅡのお薦め本です。 日本生産性本部のコンサルティング・ノウハウシリーズの中の1冊で、財務分析、管理会計の基本、経営計画の策定、部門別採算、その他様々な係数管理に関してコンパ…

創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか(グロービス経営大学院)

『創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか』(グロービス経営大学院)(〇) 日本は長寿企業大国で、200年以上の長寿企業は1191社(2013年)あり世界の43%でトップ。300年企業は605社、500年以上は39社、1000年以上は7社。 本書は、インタビュー取材を…

感動の会議(寺沢俊哉)

『感動の会議』(寺沢俊哉)(〇)<3回目> Dr.テラこと寺沢先生の著書です。素晴らしいファシリテートに感銘を受けている先生ですがが、本書では、「会議を通じて人を動かす技術」について書かれた書籍です(講師としての観点も入っています)。経験から…

人事部は見ている(楠木新)

『人事部は見ている』(楠木新) 今月は人事シリーズということで、第2弾。 大手企業で人事を担当した著者が、人事部の仕事の実態を、一般の社員のイメージとのズレを意識して書いた内容です。 私は人事の仕事が4年目になりますが、本書で書かれている内容…

労働法の仕組みと仕事が分かる本(向井蘭)

『労働法の仕組みと仕事が分かる本』(向井蘭) 人事・労務担当者が最低知っておくべき労働関係法の基本事項を、実務でイメージが湧くように書かれた実務入門編です(経営者サイドから見た本です)。 労働関係法は、人事担当だけでなく、経営者や管理職も当…

男脳と女脳(茂木健一郎)

『男脳と女脳』(茂木健一郎) 脳科学者の茂木さんが、男女の脳の違い、そこから生じる感情の違いを解説された本です。日常生活ですぐに使える内容で、表紙からも感じるように、軽~い感じで読める内容です。 (印象に残ったところ‥本書より) 〇右脳・左脳…

心を揺さぶる語り方(一龍齋貞水)

『心を揺さぶる語り方』(一龍齋貞水)(〇) 本書は、人間国宝であり、講談師の一龍齋さんが、人が人に話をする中で大切なことは何か、心を揺さぶる語りの極意を記した書籍です。一般の人に分かりやすく、平易に書かれていますが、単なる話術の本ではなく、…