2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
『孝経』(伊與田覺)(◯) 『孝経』は孔子が作ったものと言われていましたが、今では高弟の曾子の門人がまとめたという説が有力だそうです。経書として中国の歴代王朝において特に尊重され、日本にも『論語』についで早く伝来したそうです。「孝」という字…
『もう、不満は言わない[人間関係編]』(ウィル・ボウエン) 21日間連続で不平不満・悪口・ゴシップを言わないワークでベストセラーとなった『もう、不満は言わない』(ウィル・ボウエン)の続編です。人間関係のトラブルは相手に不平を言ったりその相手につ…
『もう、不満は言わない』(ウィル・ボウエン)(◯) 『こうして思考は現実化する2』(パム・グラウト)の中で引用されていた本書。ちょっと面白そうなワークについての本だったので読んで見ました。ワークの内容は、21日間連続で、「不平不満を言わない、…
『こうして思考は現実になる』(パム・グラウト)(◯) しばらく積読2軍で温めていましたが、引き寄せ系の関心が上がってきたので、読んでみました。これは考え方といい、手軽に取り組める実験内容といい、引き寄せの秀逸本でした。知識として知るだけでな…
『『ティール組織』私はこう読んだ』(英知出版オンライン連載) 書店で無料配布していた小冊子です。『ティール組織』は読んだけどどう使えばいいの?と、理論と実践の橋渡しのところで止まってしまう方も多いのではないでしょうか。本冊子は、出版社の英知…
『思考は現実化する(下)』(ナポレオン・ヒル)<2回目>(◯) 上巻からの続きです。下巻では、17の成功パターンのうち第8〜17の成功パターンが紹介されています。下巻も線だらけ!どれも暗記したくなる内容の濃さです。 (印象に残ったところ・・本書よ…
『思考は現実化する(上)』(ナポレオン・ヒル)<2回目>(◯) 1937年刊行の名著です。友人が読んでいると聞いて、私も再読してみました。自己啓発書としては、この本が起点になっている本が多いと思います。人間は、自分自身の習慣や環境を作り出すこと…
『天才』(石原慎太郎)(◯) 田中角栄氏(1918〜1993)の生涯を綴った一冊。本書の概要については、裏表紙の紹介文を掲載します。「高等小学校卒ながら類まれなる金銭感覚と人心掌握術を武器に年若くして政界の要職を歴任。ついには日本列島改造論を引っ提…
『いかにして人物となるか』(伊與田覺) 昭和を代表する東洋哲学の大家、安岡正篤さんに師事し、100歳を超えてなお現役で論語をはじめとする東洋哲学を伝え続けられている著者。孔子(論語)・王陽明(陽明学)・中江藤樹(近江聖人)の三哲はいかにして自…
『安岡正篤 活学一日一言』(監修:安岡正泰) 本書は、2006年に出版された『安岡正篤 一日一言』の続編です。カレンダー方式で一日につき、一つの言葉を取り上げ解説されています。古典からの引用や著者の考え方が散りばめられており、著者の著書を読むきっ…
『イチローの哲学』(奥村幸治) 著者は、イチロー選手より1歳年上で、オリックスに打撃投手として入団し、その後イチロー選手の専属打撃投手となり、「イチローの恋人」としてマスコミに紹介された方です。本書は、2011年に発行されました。2001〜2010年ま…
『東洋庶民道徳〜『陰隲録』の研究〜』(西澤嘉朗)(◯) 昭和30年に発売された本書。今から約400年前の書物である袁了凡の『陰隲録』を解説した一冊です。立命、過ちを改める、積善、謙虚といった、人が生きる上で大切なことについて、著者の袁了凡が息子に…
『こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ〜和語陰隲録意訳〜』(著:袁了凡、意訳:三浦尚司)(◯) 本書は、400年ほど前の中国の明で、著者が自分の人生を振り返りながら、一人息子に書き残した家訓ともいうべき書物『陰隲録』を出版したものが江戸時代に日本に…
『あしたへの論語』<後編>(松崎昇)(◯) サラリーマンである著者が論語を学んで10年、全500章近い論語の全訳解説を記した本書。学者ではなく、サラリーマンが書かれたということで、堅苦しくなく読みやすい記載です。一方で、様々な東洋思想を学んでおら…