MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

正しく決める力(三谷宏治)

『正しく決める力』(三谷宏治)(〇) 経営戦略の田村講師お薦め本。 意思決定にとても重要なことがシンプルに書かれている。 本を読めばわかった気になってしまうが、まずこれだけでいいのでできている?と自問すると、仕事やクラスの議論では、意外にでき…

競争戦略論Ⅰ(マイケル・E・ポーター)

お馴染み、『競争戦略論Ⅰ』(マイケル・E・ポーター)(2回目)(〇) 経営戦略の田村講師お薦め本。 大学院の競争戦略Day1の講義でボロボロになったあと、田村講師からお薦め本(Ⅰのみ)として紹介されたので、先週、速攻読み直しました。 あらためて…

グリード(上)(下)(真山仁)

『グリード(上)(下)』(真山仁) 先週金曜日の講演会までに何とか読み終えました。 経済小説はあまり読まなかったのですが、リーマンショックのときの印象が残っていたせいか、とても興味深く、「次どうなるの?」の連続で、随分夜更かしをしてしましま…

リーダーシップ入門(金井壽宏)

今週初めに読んだ『リーダーシップ入門』(金井壽宏)〔2回目〕 リーダーシップをいかに学ぶか? 基本は実践からの学びでしょうが、書籍からの学びは、自分を鼓舞し、考え方を広げ、そして、また実践に臨む気持ちを後押ししてくれます。 (本書で印象に残っ…

ジョン・コッターの企業変革ノート(ジョン・P・コッター他)

『ジョン・コッターの企業変革ノート』(ジョン・P・コッター、ダン・S・コーエン)(〇) リーダーシップ系の書籍は概念的で理解しにくいものが多いなぁと思っていましたが、これはとても分かりやすくてお薦めです。 企業変革と大げさに考えなくても、社内…

自分で考える力の授業(狩野みき)

先週、社内の自主勉強会で題材にした『自分で考える力の授業』(狩野みき)。 内容は、クリティカルシンキングの書籍。 考え方の基本としては、分かりやすいと思います。 日本の特徴として、学生時代は正解が求められるのに、会社に入った途端、正解がない問…

さとり世代(原田曜平)

『さとり世代』(原田曜平)(〇) 読む人によって得るもののがかなり違いそう。私は、かなり面白かったです。 博報堂の若者研究所リーダーの著者が学生61人を集め、6回計30時間以上議論した結果を対談方式で記載しています。 最近の新入社員ってこんな感じ…

歩(宮本慎也)〈教養〉

大学の2つ上の先輩にあたる元ヤクルトスワローズの宮本慎也さんが書かれた『歩』。 当時、応援団吹奏楽部に所属していた私は、クラブ活動でしょっちゅう野球部の応援に行っていたという思い出もあり、書店で発見して、即買い、即読みでした。 (印象にのこ…

コトラー8つの成長戦略(フィリップコトラー他)

先週末に読んだ、『コトラー8つの成長戦略』(フィリップコトラー+ミルトンコトラー) 低経済成長下で持続的成長を遂げるために何を考えなければならないのか?タイトルどおり、8つの観点から論じられています。 今後の経営のあるべき姿を大局的に考えた…

げんきときれいをつくる五味五色(パンウェイ)

2014年、読み初め。 今年の読書は、3つの数値目標を持ってスタート。 ①年間100冊(②~③を含む) ②月に1冊、未開のジャンルにチャレンジ(教養の幅を広げる) ③100冊中25冊は読了した書籍を再度読む 『げんきときれいをつくる五味五色』(パンウェイ)(〇…