MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略

『元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略』 タイトルを見て、これはオリジナリティありそうと思って、即買いしました。 著者は、阪急電鉄の駅務員、車掌、運転手など、電鉄の現場からスタートした方で、およそ、タカラヅカからすれば、異業種から…

ネルソン・マンデラ 未来を変える言葉(ネルソン・マンデラ)

『ネルソン・マンデラ 未来を変える言葉』(ネルソン・マンデラ) スピーチ、手紙などから、ネルソン・マンデラの言葉を紡ぎ出した名言集です。 『信念に生きる』(リチャード・ステンゲル)など、他のマンデラ氏の書籍を読んだり、映画『インビクタス』を見…

信念に生きる(リチャード・ステンゲル)

『信念に生きる』(リチャード・ステンゲル)(〇) 企業家リーダーシップDay2の課題図書です(未受講の方は、受講後にお読みください)。 27年の刑務所生活を経て、アパルトヘイト撤廃に成功したマンデラ氏。タイトルどおり、信念とはこういうものだという…

IGPI流 ビジネスプランニングのリアル・ノウハウ(冨山和彦)

『IGPI流 ビジネスプランニングのリアル・ノウハウ』(冨山和彦)(〇) 冨山さんのリアル・ノウハウシリーズ。今回も実務の最前線の経験から、実際に使えるかどうかの観点から、ビジネスプランの作成の意味、作成方法、勝ち抜きシナリオについて、まとめら…

問題解決のジレンマ(細谷功)

『問題解決のジレンマ』(細谷功)(〇) 既知を前提に展開されるクリティカルシンキングに対し、本書では問題解決思考から問題発見思考につなげていく視点から、未知の領域を掘り下げています。アリとキリギリスの例を使いながら、「無知」の活用を提言する…

「事務ミス」をナメるな!(中田亨)

『「事務ミス」をナメるな!』(中田亨) 仕事の参考図書として読んでみました。 本書は、実際の事務ミス事例を引用しつつ、事務ミスとは何か、どうすれば防げるかという内容が書かれています。本書でも指摘されているとおり、製造業ではヒューマンエラーが…

起業のリアル(田原総一朗×若手起業家)

『起業のリアル』(田原総一朗×若手起業家) 中断していたベンチャーマネジメント関連の書籍をようやく読み切りました。 本書は、田原総一朗氏と若手起業家16名の対談集です。起業家の志やビジョンに田原総一朗氏がいつもの口調で、理想とビジネスの現実にガ…

渋沢栄一(童門冬二)

『渋沢栄一』(童門冬二) 『勇気堂々』(城山三郎)以来、久しぶりに渋沢栄一氏を小説で読んでみました。 日本資本主義の父。武蔵の豪農の出身で、徳川慶喜の側近となって理財面で才能を発揮。パリ万国博覧会の使節団で渡航後、明治に入って大蔵省の骨格を…

外資系コンサルのスライド作成術〔作例集〕(山口周)

『外資系コンサルのスライド作成術』〔作例集〕(山口周) 優れたスライドは、たった1枚で、「全体像がすっきり整理できる」「議論が盛り上がる」「論点が明確になる」・・・。 本書は、実際にビジネスで使用されたスライドが46枚。どういう場面でそのスラ…

エンデュアランス(アルフレッド・ランシング)

『エンデュアランス』(アルフレッド・ランシング)(〇) 企業家リーダーシップDay1のケースの主人公、アーネスト・シャクルトン(アイルランド出身で後にイギリスに移住した冒険家。南極に4度アタック)。 授業では、極限の状況で、指導力を発揮したシャ…

ビジョナリーカンパニー2(ジェームズ・C・コリンズ)

『ビジョナリーカンパニー2』(ジェームズ・C・コリンズ)(〇) 企業家リーダーシップDay1の事前課題として読みました。 (未受講の方は受講後にお読みください) ビジョナリーカンパニーシリーズは、これまで1しか読んでいなかったのですが、今回読んだ…

意思決定のジレンマ(ラッシュワース・M・キダー)

『意思決定のジレンマ』(ラッシュワース・M・キダー)(〇) 「規制値以下の汚染情報を公表すべきか?」、「真面目なだけの従業員の雇用継続かコスト削減か?」、「家族旅行で英気を養うか子供の将来のために貯蓄をするか?」・・・。 本書は、どちらも正し…

新規事業立ち上げの教科書(冨田賢)

『新規事業立ち上げの教科書』(冨田賢) ベンチャーマネジメントの参考図書として読んでみました。 本書は、新規ビジネスの立ち上げの中でも、著者の専門分野である事業提携(アライアンス)に重点を置いて書かれています。 (印象に残ったところ‥本書より…

エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)

『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン) 本書は、最高のパフォーマンスを発揮するために、本当に大事なことを見極めるという考え方について書かれています。 ・「やらなくては」→「やると決める」 ・「どれも大事」→「大事なものはめったにない」 …

スタートアップ・バイブル(アニス・ウッザマン)

『スタートアップ・バイブル』(アニス・ウッザマン) ベンチャーマネジメントの参考図書として読んでみました。 本書は、スタートアップ企業の事例を用いながら、グローバルで活躍するために必要なチーム、プロダクトのつくり方、特許、マーケティング、資…