2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(古賀史健)(◯) 良書でした。読み終えてみて、タイトルどおり、早いうちに知っておけば良かったと思う気持ちと、今知っておけて良かったという気持ちが重なる感じ。『嫌われる勇気』がベストセラーになった著者のも…
『社員が惚れる会社のつくり方』(舞田竜宣)<2回目> グロービス経営大学院の舞田先生の著書です。OBH(組織行動とリーダーシップ)を受講した際に読んで以来2回目。幸せな職場をつくり、社員のパフォーマンスを高めるカギは何か。人の心に焦点をあてた…
『7日間で自己肯定感をあげる方法』(根本裕幸) 生きる軸を他人軸から自分軸へ。本書は延15,000人以上のカウセリングと年間100本以上のセミナーを行う、プロカウンセラーがまとめた自己肯定感をあげるための一冊。コーチング活動を始めるようになって、自…
『考える練習帳』(細谷功) 考えるためのきっかけとコツさえつかめば、物の見方が一新され、世界が変わって見える。逆に言えば、基本的なものの見方や価値観を変えない限りいくら時間をかけても、他人から言われても永久に考える力を養うことはできないとい…
『安楽死で死なせてください』(橋田壽賀子) 「私は安楽死で逝きたい」で2016年に文藝春秋読者賞を受賞された今年92歳になられた著者。夫に先立たれ、子どももなく、親戚付き合いもしていない、会いたい友達や思いを残す相手もいない。あとは他人に迷惑をか…
『フセンで考えるとうまくいく』(平本あきお)<2回目> 最近、コーチングで出番の多いフセン。頭の中を見える化するのに手軽に取り組めて、効果も高い。気楽に書けることと、簡単に並び替えられることが大きなメリット。あらためて、フセンの使い方を確認…
『サイコパス』(中野信子) 本書は脳科学者である著者が、100人に1人と言われるサイコパスの実態を解説した一冊。サイコパスとは?本書冒頭の「はじめに」よりを読んでいただくの一番早い。 ありえないようなウソをつき、常人には考えられない不正を働いて…
『明日のプランニング』(佐藤尚之) ネットを毎日利用しない人が約5,670万人と人口の半分弱もいる。まだまだ今まで通りの広告手法が効くし、テレビもよく見ているし、新聞を取っている家庭もゴマンとある現実。伝える目的は、「売り」ではなく、伝えたい相…
『群集心理』(ギュスターヴ・ル・ボン) 今年のテーマの一つである「心理」シリーズ。少し観点を変えて、人が集団になった時の心理状態である「群集心理」について、まとまった書籍があるので読んでみました。 序文に、「群衆は、歴史上 常に重要な役割を演…
『大人のほめ言葉』(西村貴好) ほめ達(ほめる達人)として年間2万以上に「ほめる」ことを指導されている著者。結果が出てから「ほめる」では遅く、結果が出る前から「ほめる」ことで成果が出る。本書は、「ほめる」言葉のダイジェスト。自分の言葉のバリ…
『コトラーのマーケティング戦略がイチからわかる本』(現代ビジネス兵法研究会)<2回目> MBA系の再読を進めていこうと思って最初に読んだのが本書。「マーケティングを初めて学ぶんですけど、何から呼んだらいいですか?」というご質問をいただいたとき…
『運命を開く』(安岡正篤) 安岡正篤人間学シリーズより。運命(命を動かすダイナミックスさ)を開いていくには、徳性が大事であり、これがあれば、知識や技能は付いてくるもの。極端に言えば、知識や技能がなくても徳性があれば、人間らしく生きていくこと…
『人前で話す・教える技術』(寺沢俊哉)(後編)(◯) ポイントが多いので2回に分けてまとめることにしました。 ◯前編より(本書について) 日本生産性本部のコンサルタントで、ライブ講師®︎として講師界でも著名な寺沢さんの著書です。研修講師としても数…
『言志四録』(佐藤一斎・岬龍一郎編訳) 西郷隆盛も座右の書とした本書。著者である佐藤一斎(1772年〜1859年)は、幕府の儒官で朱子学、陽明学まで広い見識で、後世のリーダーに影響を与え続けています。本書は、言志四録(言志録、言志後録、言志晩録、言…
『考える技術・書く技術』(山﨑康司) ベストセラーになっている『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント)。私にはちょっと読みにくいなぁと思っていたところ、日本人向けに少し易しくして書かれていた本書を発見。はじめににも書かれているとおり「本…
『人前で話す・教える技術』(寺沢俊哉)(◯)(前編) 日本生産性本部のコンサルタントで、ライブ講師®︎として講師界でも著名な寺沢さんの著書です。研修講師としても数万人の研修を担当され、リピート率8割以上。コンサルタントとしても28年間のご経験が…
『老子』(蜂屋邦夫訳注) 生年は不詳ですが紀元前6世紀ごろ(春秋戦国時代)など諸説ある中国の哲学者である老子。熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり、一種の統治理論であるが、同時に、世の中と人間についての深い洞察力によって、人生の教科書と…
『ジェダイの哲学』(ジャン=クー・ヤーガ) それまで登場人物たちのセリフを通して断片的にしか見えていなかったジェダイの教えは、1999年に公開された『エピソード1 ファントム・メナス』に始まる新3部作以降、徐々に一つの体系化された思想としての一…
『人生の大則』(安岡正篤) 安岡正篤人間学シリーズより。大いなる調和である「大和」。東洋思想においては、あらゆる実在は発現、分化、発展を本領とする陽の原理と、統一調和、全体性、永遠性を本領とする陰の原理との「陰陽相対的原理」によって成立し活…
『運命を創る』(安岡正篤) 安岡正篤人間学シリーズより。「命」は動かすことができるダイナミックなものと考える「運命」。これをいかに創りあげていくか。「宿命」とは違う、主体的なもの。東洋哲学をベースにした、思考の発想が詰まった一冊です。講義形…