MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

マインドフルネスを越えて(バンテ・H・グナラタナ)

『マインドフルネスを越えて』(バンテ・H・グナラタナ) マインドフルネス(気づき)とその根底にある教えについての『マインドフルネス』に次ぐ第二弾。本書は瞑想実践者のために、できる限りステップ・バイ・ステップで進んでいけるような形で説明されて…

ソーシャルメディア文章術(樺沢紫苑)

『ソーシャルメディア文章術』(樺沢紫苑)(◯) 2012年に発行された本書は。著者は、精神科医の方ですが、ライティング活動がすごくて、インプット・アウトプットを猛烈に高水準で回し、SNSフォロワーやメルマガ読者数も延30万人以上、10年以上ほぼ毎日ソー…

HIGH OUTPUT MANAGEMENT(アンドリュー・S・グローブ)

『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』(アンドリュー・S・グローブ)(◯) 著者は、インテルの元CEO。1984年に出版された本書は、インテルの事例を使いながら、業績を上げるためにマネジャーが行うべきことについてまとめられています。チームづくりを中心に人事制度…

武器になる哲学(山口周)

『武器になる哲学』(山口周)(◯) 本書はビジネスパーソンが学ぶべき50の哲学・思想のエッセンスが凝縮された一冊です。哲学・思想を学ぶことは、①状況を正確に洞察する、②批判的思考のツボを学ぶ(Whatの問い、Whyの問い)、③アジェンダを定める(課題設…

100分de名著 ブッダ最期の言葉(佐々木閑)

『100分de名著 ブッダ最期の言葉』(佐々木閑) 仏教の本義は、教えの実践をベースとした「自己鍛錬システム」。そのためにブッダは「サンガ」と呼ばれる自己鍛錬のための組織を作り、その中で暮らしながら煩悩を消すためのノウハウ説き残した。本書は、原始…

100分de名著 ブッダ真理の言葉(佐々木閑)

『100分de名著 ブッダ真理の言葉』(佐々木閑) 本書は、最古層経典の1つである『ダマンパダ(真理のことば)』を解説したNHK100分de名著シリーズの1冊です。現代における『ダマンパダ(真理のことば)』は、キリスト教で言えば聖書のようなもの。具体的に…

調べる技術 書く技術(佐藤優)

『調べる技術 書く技術』(佐藤優)(◯) インプットとアウトプットの両輪が揃って初めて知識が教養力という深みを持った人間へと成長する。本書は、月に500冊の本を読み、ひと月平均2冊の本を出し、コラムなどの原稿を月に90本抱えるという著者が、自らの…

共感SNS(ゆうこす)

『共感SNS』(ゆうこす)(◯) 書店で平積みされていた表紙が目にとまり直感で買ってみたらいい本でした。「ゆうこす」が人の名前だということすら知らなかったのですが、元HKT48のメンバーでモテクリエイターとして、SNSの総フォロワー数はなんと150万人。…

新・片付け術 断捨離(やましたひでこ)

『新・片付け術 断捨離』(やましたひでこ) 著者は、断捨離を考案したクラター(ガラクタ)・コンサルタント。ヨガにおいて心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」。これをモノの片づけを通して、誰もが実践できる自己探求メソッドとして落とし込ま…

指導者の条件(松下幸之助)

『指導者の条件』(松下幸之助)(◯) 経営の神様が昭和50年に書かれた本書。指導者に求められる条件が、100余の項目に分け、1項目2ページでまとめられています。とても読みやすく、エッセンスも詰まっている良書です。松下幸之助さんは多数著書を出版され…

ムダにならない勉強法(樺沢紫苑)

『ムダにならない勉強法』(樺沢紫苑)(◯) 要領よく効率的に勉強したい。仕事と自己成長に直結する学びを実現するための本書。ベストセラーを連発されている著者自身が膨大なインプットとアウトプットを高回転で実践されており、精神科医としての科学的な…

レディの教科書(小西さやか)

『レディの教科書』(小西さやか) たまに取り組んでいる読書の領域ジャンプ!!本書は、日本化粧品検定協会代表理事によるアラサー女子が美しくしなやかに生きるための202のリストです。心構え、生活習慣、コミュニケーション、仕事、美容、恋愛、お金、家…

アウトプット大全(樺沢紫苑)

『アウトプット大全』(樺沢紫苑)(◯) インプットとアウトプットは車の両輪。より高速に、より濃密に循環させることで、らせん状に急速に成長していきます。本書は、猛烈なほどのインプットとアウトプットを循環させていらっしゃる著者が、アウトプットを…

新・魔法のコンパス(西野亮廣)

『新・魔法のコンパス』(西野亮廣)(◯) 3年前に発売された『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』の文庫版ですが、内容はガラッと書き直されています。新しいルールと普遍のルール。このルールを押さえた上で、「お金」、「広告」、「ファン」の切り口から…