MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明日のコミュニケーション(佐藤尚之)

『明日のコミュニケーション』(佐藤尚之)(◯) 2011年発売の本書。コミュニケーションデザインの第一人者が、ソーシャルメディア戦略について語った一冊。発売から12年経ち、本書を読むと、その先見性に驚かされます。現在は、さらにその先のステージへ向…

田坂広志 人類の未来を語る(田坂広志)

『田坂広志 人類の未来を語る』(田坂広志)(◯) 田坂広志さんの最新刊。めちゃくちゃ役立つ良書でした。 フランスのミッテラン大統領の国家顧問や欧州復興開発銀行の初代総裁を務めたジャック・アタリ博士から届いた、著者の『未来を予見する「五つの法則…

一倉定の社長学シリーズ⑥<内部体勢の確立>

『一倉定の社長学シリーズ⑥』<内部体勢の確立>(◯) 著者(1918−1999)は、経営指導歴35年、我が国の経営コンサルタントの第一人者で、大中小約5,000社を指導。本書は、著者の社長学シリーズ(10冊)の第六弾「内部体勢の確立」がテーマ。昭和57年の作品で…

一倉定の社長学シリーズ⑦<社長の条件>

『一倉定の社長学シリーズ⑦』<社長の条件>(◯) 著者(1918−1999)は、経営指導歴35年、我が国の経営コンサルタントの第一人者で、大中小約5,000社を指導。本書は、著者の社長学シリーズ(10冊)の第七弾「社長の条件」。昭和52年の作品です。前半が社長学…

1からの経営史(宮本又郎・岡部桂史・平野恭平)

『1からの経営史』(宮本又郎・岡部桂史・平野恭平) 本書は「1からの」シリーズの一冊。日本の経営史を、江戸時代から、明治・大正・昭和にかけて振り返る内容で、第二次世界大戦前までで全体の半分くらい。歴史を振り返ることは、現代につながる大きな流…

歯を整える(井上裕之)

『歯を整える』(井上裕之) 本書は歯学博士である著者が、ビジネスパーソンと歯の関係についてまとめた一冊。できるビジネスパーソンは、歯を大切にし、歯が白く整っている。そして、歯茎も輝き、歯にお金をかけて、歯のメンテナンスにも熱心。「歯」を整え…

才能を磨く(ケン・ロビンソン)

『才能を磨く』(ケン・ロビンソン) 本書は、TED再生回数2,000万回超で世界ダントツ1位を誇る著者が、自分の才能と情熱が重なり合う「エレメント」を見つけ、それを理解し、活用していくステップをまとめた一冊。各章の最後にまとめとして、いくつかの質問…

一倉定の社長学(作間信司)

『一倉定の社長学』(作間信司) 「世の中に良い会社とか悪い会社なんてない。あるのは、良い社長か悪い社長かだけである。会社は社長次第でどうにでもなる」。5,000社以上を指導し、1999年に亡くなられた伝説のコンサルタント一倉定さん。亡くなられてから2…

今さら聞けない投資の超基本(泉美智子)

『今さら聞けない投資の超基本』(泉美智子)(◯) まさに超基本の内容ですが、非常に分かりやすく、要点を簡単に掴むことができました。全体の構成は、「ライフプランと投資」「投資の基礎知識」という概要に始まり、iDeCo、NISA、株式投資、債券投資、投資…

キャッチコピーの極意(弓削徹)

『キャッチコピーの極意』(弓削徹) 著者は、コピーライター、マーケティングコンサルタント。本書は、1万人以上の方が受講している人気セミナーを書籍化したもので、日頃文章を書き慣れていない人でも、プロのコピーライターのように書けるようになるメソ…

愛されるアイデアのつくり方(鹿毛康司)

『愛されるアイデアのつくり方』(鹿毛康司) 本書は2012年発行。著者は、エステー(株)特命宣伝部長・クリエイティブディレクター(発行当時)。エステーと言えば、「消臭力」「ムシューダ」などユニークなCMが思い出されますが、このユニークなヒットCMを…