2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
『ローマ人の物語Ⅷ』(塩野七生) 第八巻「危機と克服」は、ガルバ(第六代皇帝)、オトー(第七代皇帝)、ヴィテリウス(第八代皇帝)、ヴェシパシアヌス(第九代皇帝)、ティトゥス(第十代皇帝)、ドミティアヌス(第十一代皇帝)、ネルヴァ(第十二代皇…
『非営利組織の経営』(P.F.ドラッカー) 1991年の作品。ボランティアは報酬を得ていないからこそ自らの貢献から満足を得なければならない。したがって、無給ではあってもスタッフとしてマネジメントしなければならないという問題意識に基づき、非営利組織をどの…
『奇跡のリンゴ』(石川拓治)(〇) NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられ、映画にもなった物語。無農薬でりんごを生産するという絶対不可能とされた業界常識を覆したことで知られる木村秋則さんの軌跡を綴った実話です。 何年やっても…
『職場を幸せにするメガネ』(小林嘉男)(〇) 「働きがいのある会社」ランキングTOP10常連の(株)ディスコの現役経理部長が執筆された職場づくりの実践本です。著者とはライブ講師でお付き合いさせていただいていますが、仲間内ということを差し引いて見…
『このパ・リーグ球団の「野球以外」がすごい!』(長谷川晶一) タイトルに食いつきました! 著者がおもしろすぎです。2005年よりプロ野球12球団のすべてのファンクラブに入会し続け、さまざまなイベントへ参加。取材も行い、著書も多数。そんな著者の経験…
『茶色のシマウマ世界を変える』(石川拓治)(〇) ちょっと感動的な一冊でした。本書は、日本初の全寮制インターナショナル高校ISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)をつくった、小林りんさんのノンフィクションドラマです。小林り…
『いつも品がよく見える人の外見術』(神津佳予子)(〇) AICI国際イメージコンサルタント協会東京チャプター前会長を務められた著者。 自分に合ったパーソナルカラーとは、何となく好みの問題と考えていましたが、身にまとう色味を変えるだけで印象が…
『志を継ぐ』(上甲晃、鍵山秀三郎) 長年、松下政経塾の中枢で活躍され、「志」というテーマを追求されている上甲氏とイエローハット創業者で「凡事徹底」「平凡なことを非凡に務めること」の偉大な力を実践を通じて体得された鍵山氏の対談をまとめた本です…
『理と情の狭間』(磯山友幸) 著者は日経新聞社を経て独立した経済ジャーナリスト。マスコミでも注目された大塚家具のお家騒動。公開企業でありながら、家族経営を続ける同社をこれまでに直接経営陣にインタビューした内容も織り込みながら、コーポレートガ…
『知られざる競争優位』(フリードヘルム・シュヴァルツ) 本書は、ネスレ会長でCSV活動を推進したピーター・ブラベック氏についてまとめられています。一般的な伝記とは異なり、著者のコメントは控え、事実やエピソードを収集整理し、読者の想像の余地が…
『経営者の条件』(P.F.ドラッカー)(〇)(4回目) もやは殿堂入りの一冊。言うことなしの名著です。今から約半世紀前の1967年発行の本書。今でもバリバリ現役で役立ちます。内容は、成果を上げるために自らをマネジメントする方法についてまとめられてい…
『学習する組織』(ピーター・M・センゲ)(〇) 500ページを超える本書。過去、何度かの途中挫折がありましたが、今回は、学友が自社社員に本書を勧め、実践しているという話に刺激を受け、ようやく完読しました。 本書は、組織に必要な理論、ツール、手法…
『言志四録 抄録』(訳者 渡邉五郎三郎)(〇) 何とも味わい深い一冊。まず体裁が素晴らしい。見た目から読む気がアップします。B5判サイズに毛筆体の大きな文字で言志四録の原文が書かれ、その横に訳文、古典を中心とした関連文が掲載されています。内容は…
『ローマ人の物語Ⅶ(塩野七生)(〇) 第七巻「悪名高き皇帝たち」は、初代ローマ皇帝アウグストゥスの後を継いだ、ティベリウス(第二代皇帝)、カリグラ(第三代皇帝)、クラウディウス(第四代皇帝)、ネロ(第五代皇帝)。 帝政に移行したローマ。代を経…