MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『アティーシャの知恵の書(下)』(OSHO)

『アティーシャの知恵の書(下)』(OSHO) 20世紀を代表するインドの思想家OSHO講和録シリーズ。アティーシャとは、チベット仏教の中興の祖。そのアティーシャの教えを解説した一冊です。 ◯「偽りの快適さのために悲しみを求めてはならない」(経文) ・誰…

アティーシャの知恵の書(上)(OSHO)

『アティーシャの知恵の書(上)』(OSHO) 20世紀を代表するインドの思想家OSHO講和録シリーズ。アティーシャとは、チベット仏教の中興の祖。そのアティーシャの教えを解説した一冊です。 ◯慈悲の技法 ・息を吸い込むとき、自分は世界のあらゆる人々の全て…

死について41の答え(OSHO)

『死について41の答え』(OSHO) 20世紀のインドを代表する思想家OSHOが語った、死に対する思想。タブー視されるテーマかもしれませんが、自分の中の内省の書として読んでみると、今の生き方を考えるきっかけともなり、死と生は表裏一体の不可分な関係である…

光と闇の瞑想(OSHO)

『光と闇の瞑想』(OSHO) インドの思想家OSHOの瞑想シリーズの一冊 「光と闇」にスポットを当てた11の瞑想技法が紹介されています。OSHOの思想は、人間の本質的なところを考えさせられる深い内容です。頭で理解するという内容もありますが、感覚を磨くとい…

「法句経」一日一話(A・スマナサーラ)

『「法句経」一日一話』(A・スマナサーラ)(◯) 最古の仏教教典のひとつ『ダンマパダ』(法句経)。『ダンマパダ』とは、「真理のことば」。2,500年経っても色褪せない、生き方に関する教えが詰め込まれています。人間の本質的な部分、思考、行動、言動を…

君は何のために「働く」のか(渋沢栄一、編・解説:竹内均)

『君は何のために「働く」のか』(渋沢栄一、編・解説:竹内均)(◯) 本書は、『渋沢栄一全集』のエッセンスをまとめた一冊。タイトル通り、働き方に関する渋沢栄一氏の考え方がまとめられており、随所に深い示唆があり、これ一冊で相当な学びになります。…

ビジョナリーカンパニー2(ジェームズ・C・コリンズ)

『ビジョナリーカンパニー2』(ジェームズ・C・コリンズ)(◯) 飛躍する企業とそうでない企業を調査により研究した良書です。この3つ目の観点に「厳しい現実を直視する」というテーマがあります。 本書は、意外性ある結果がたくさん示されているのですが…

ジャータカ(松本照敬)

『ジャータカ』(松本照敬)(◯) 「ジャータカ」とは、「ブッダの前世の物語」。 読む前は、過去世?なんか怪しそうって思うところもありましたが、ジャータカは、これで一つの経典(教え)となっており、全体が物語風でとても理解しやすい内容です。「なん…

ビジョナリーカンパニー2(ジェームズ・C・コリンズ)

『ビジョナリーカンパニー2』(ジェームズ・C・コリンズ)(◯) ビジョナリーカンパニーシリーズは、良書揃いです。飛躍した企業とそうでない企業。一体何が違うのか?この疑問を解決するために調査・研究したのが本書。ビジネススクールでも勧められる内容…

コーチング心理学ハンドブック(スティーブン パーマー (編集), アリソン ワイブラウ (編集) 他)

『コーチング心理学ハンドブック』(スティーブン パーマー (編集), アリソン ワイブラウ (編集) 他) コーチングの理論に関する論文を収めた、1万円以上する高額書籍です。コーチングというと、目に見えない世界だから、なんとなくふわっとしたイメージが…

ゴールドビジョン(久野和禎)

『ゴールドビジョン』(久野和禎) 「思考のクセ」、「セルフトーク」というテーマが取り上げられていたので、関連することをまとめておきたいと思います。 ◯思考のクセ ・本書では、人は、①お金、②時間、③他人という「3つのものさし」で物事を考えてしまう…

急に売れ始めるにはワケがある(マルコム・グラッドウェル)

『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)(◯) 販売量は、一定のペースで伸びるのではなく、ある地点を境に急激に伸びる。モノに限らずウィルスも同じ。 かつて『キャズム』という本がベストセラーになりました。 テクノロジーライフ…