MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Powerpointスライドデザイン(宮野公樹)

『Powerpointスライドデザイン』(宮野公樹)(〇) ビジネス・プレゼンテーションの授業にあわせ、スライドのつくり方の勉強のために読んでみました。スライドのbefore→afterが修正過程も含めて図示されており、添削を順を追って見れる分かりやすさがお薦め…

思考停止ワード44(博報堂ブランドデザイン)

『思考停止ワード44』(博報堂ブランドデザイン) 本書は、便利なのでついつい使うけれど、そこで思考が停止してしまいがちな言葉を取り上げ、もう一歩本質を掘り下げて考えるクセをつけましょうという視点からその示唆が書かれています。 (印象に残ったと…

社会学の根本概念(マックス・ヴェーバー)

『社会学の根本概念』(マックス・ヴェーバー) 社会学の泰斗マックス・ヴェーバーが社会学上の重要な諸概念を定義的に明らかにしようと試みた論文です。 大学院のレポートで頭がいっぱいのときに、違う脳を使おうという意味で、気分転換に読んでみました。…

孫正義奇跡のプレゼン(三木雄信)

『孫正義奇跡のプレゼン』(三木雄信)(〇) ビジネスプレゼンテーションの参考として読んでみました。 孫社長のプレゼンテーションをしっかりと見たのは、ソフトバンクアカデミアの公開講義です(http://www.softbank.jp/academia/)。話し方もスライドも…

研究開発マネジメント(浦川卓也)

『研究開発マネジメント』(浦川卓也)(〇) テクノロジー企業経営の参考図書として読んでみました。 研究開発の人・技術・カネをどうマネジメントするかという実務書です。私のように異業種の初心者が読むには、ちょうど良いレベルでイメージも湧きやすく…

やる!(唐池恒二)

『やる!』(唐池恒二) JR九州の唐池会長の著書です。今年7月に開催されたあすか会議で「ななつ星in九州」開発者の水戸岡鋭治さんとの対談を聞かせていただきました。 「気持ちを前面に出して組織を牽引される方だなぁ」という印象がありましたが、本書…

京セラフィロソフィ(稲盛和夫)

『京セラフィロソフィ』(稲盛和夫)(〇) これはもう、バイブルですね。稲盛さんのいろいろな著書を読ませていただきましたが、その要素は、京セラフィロソフィを解説している本書に集約されています。 アカウンティングⅡ(管理会計)のレポートがアメーバ…

戦略思考ワークブック(三谷宏治)

『戦略思考ワークブック』(三谷宏治) ロジカルシンキングは、「内容が難しすぎる×練習不足」により、なかなか定着しないという問題意識のもと、論理思考・戦略思考を訓練することを目的に書かれた一冊です。従って、簡単、分かりやすいというのが第一印象…

1%の力(鎌田實)

『1%の力』(鎌田實) 諏訪中央病院の医師として地域医療に取り組み、その後、イラクの医療支援に取り組んでおられる著者。講演も多数されている著名な方です。 本書は、医療の立場から「1%」に託された命の物語がつづられた1冊です。 普段あまり気に留め…

管理会計の基本がすべてわかる本(金子智朗)

『管理会計の基本がすべてわかる本』(金子智朗)(〇) アカウンティングⅡ(管理会計)の入門書として、管理会計の範囲が網羅され、内容もよくまとまっており、わかりやすい一冊です。 管理会計の本は、浅すぎるか、深すぎるかで、ちょうど良い頃合いの書籍…