2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『人生の五計』(安岡正篤)(◯) 宋の朱新仲の教訓である「人生の五計」(生計、身計、家計、老計、死計)人生に対する五計も曖昧ななま、哲学も芸術性もなければ、せっかく築き上げてきた文明社会も通則に従って没落すする。それは相対性どうりによっても…
『「似合う」の法則』(政近準子)(◯) 流行の装いだから、高価な服だから、人気モデルがきている服だからおしゃれなのではない。体型はもちろん、ライフスタイルを含め、着る人自身に服が合っているからおしゃれに見える。本書は、パーソナルスタイリスト…
『河合隼雄スペシャル』(NHK100分de名著シリーズ、著:河合俊雄) 河合隼雄さんは、人々の悩みや病に寄り添い、半生をかけて心の深層を見つめ続けた臨床心理学者。臨床での経験や知見を礎として、日本人の精神構造や日本の文化を独自の視点で洞察した。実に…
『「素敵」の法則』(政近準子)(◯) 「脱・無難」。印象に残る人になる魅力アップの法則とは?本書は、大人気パーソナルスタイリストの著者が、『「似合う」の法則』(こっちまだ読めてない・・)の続編として書かれた、あなたらしい魅力を表現するもっと…
『田中角栄という生き方』(別冊宝島編集部編)(◯) 本書は、昭和を代表する総理大臣の一人、田中角栄の思想と人間哲学をまとめた一冊。ロッキード事件以降、刑事被告人となった角栄のイメージは地に堕ちてしまった。しかし、周辺諸国との対立構造が鮮明に…
『龍馬史』(磯田道史)(◯) 龍馬は、書いた手紙が個性的であまり面白かったために、その人間的魅力が余すところなく、後世の日本人に伝わり、今日の龍馬人気になっている。だから龍馬を知るには、まず「龍馬の手紙」を読む必要がある。本書は、坂本龍馬が…
『ジョン・レノンに再び出会える本』(著:ジェイソン・リーン訳:鈴木純子) 珍しいチャネリング本です。ジョン・レノンにチャネリングし、ジョン・レノンがどういうことを考えていたかが書かれています。チャネリングがそもそも何?っていう方にはよくわか…
『対立の世紀 グローバリズムの破綻』(イアン・ブレマー) 地政学が注目されて脚光を浴びている著者。『「Gゼロ」後の世界』などの著者としても有名です。本書は、単に問題を理解するためだけではなく、先に進んでいくために一緒にできることがあるというと…
『徳川家康』(笠谷和比古)(◯) 著者は、国際日本文化研究センター名誉教授。徳川家康の生涯を詳細に分析した1冊です。先日の読書会のテーマが「徳川家康」だったので、一度、しっかりとした歴史書を読んでみようと思って手に取りました。大型書店でいろ…
『後世への最大遺物』(内村鑑三)(◯)<2回目> 古典的名著です。志を考えるときに一度は読んでおくといいなと思っている書籍です。その名の通り、後世に何を遺すのか。若い頃には思わなかったことも、だんだん歳を重ねるごとに意識に入ってくる。会社で…
『人生論ノート』(三木清)(◯) 名著です。NHK100分de名著シリーズでも取り上げられた一冊。哲学者であり、社会評論家であり、文学者でもあった著者。抽象的な論理ではなく、具体的な「もの」に即し「もの」の中にある論理が真の論理。昭和29年に発行され…
『ジョン・レノン ラスト・インタビュー』(池澤夏樹訳) 本書は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが1980年12月6日に、つまりジョンが殺される2日前に行われたインタビューの記録でもある。二人は、自分たちの出会いに始まって、音楽活動あっから私生活の細部…
『「上から目線」の構造』(榎本博明) 「させていただく」「していただく」という表現の多用。なぜそこまでへり下るのかといえば、「上から目線」に敏感な人が増えているから。「上から目線でものを言われた」などと反発されるのを恐れるあまり、ついつい不…
『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』(石川善樹×吉田尚記)(◯) 本書は、予防医学研究者の石川善樹氏とニッポン放送アナウンサー吉田尚記氏の対談です。幸せにつながるテーマを語っていく本書には、「そこそこじゃない人生にたどり着く」ための…
『般若心経(NHK100分de名著ブックス)』(佐々木閑) 本書は、NHK100分de名著シリーズです。『般若心経』の作者は、釈迦の死から500年以上経って現れた「大乗仏教」という新しい宗教活動を信奉する人たちの中にいる。釈迦の教えを部分的に受け継ぎながらも…
『無意識の整え方』(前野隆司) 本書は、幸福について研究されている日本の第一人者、慶應大学前野教授の対談集です。対談相手は、①心身統一合気道会会長、②僧侶、③森のワークショップを開催するプロコーチ、④医師。 それぞれの専門家が無意識についてどう…