MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

儲けの9割は値決めで決まる(西田順生)

『儲けの9割は値決めで決まる』(西田順生)。 次回のマーケⅠのケースがpricingに関するテーマであるが、取り組んでみると意思決定はとても難しい。 で、pricingに関する書籍を読んでみようと思って探したら、意外にすくない。 とりあえず目についた本を買…

コクヨの1分間プレゼンテーション(下地寛也)

『コクヨの1分間プレゼンテーション』(下地寛也)。 1分間という短い時間でプレゼンの訓練することで、プレゼン力を上達させるコクヨ方式が紹介されています。 (本書より) 1分間という短い時間に収めるため、情報の取捨選択、文章構成力、キーワード力…

マーケティング・リフレーミング(栗木契他)

先週読んだ『マーケティング・リフレーミング』(栗木契、水越康介、吉田満梨)。 視点を変えて売上拡大に成功した8事例をとりまとめたもの。 著者の一方的な解釈ではなく、企業の担当者へのインタビューが掲載されており、商品開発の苦労から成功への変遷…

「差別化するストーリー」の描き方(高橋宜行)

先週読んだ『「差別化するストーリー」の描き方』(高橋宜行)。 博報堂で30年以上勤めた著者。ビジネスストーリーをどう描くか、様々な著名商品を取り上げ、商品開発の着眼~コンセプト~消費者への提供(誰に何をどう世の中に登場させるか)をストーリーに…

伝わる・揺さぶる!文章を書く(山田ズーニー)

人材マネジメントの佐藤講師お薦め本。 人材マネジメントの授業で、日本人は文章作成の教育を受けていないという話になり、その中で、佐藤講師から紹介された山田ズーニーさん(元ベネッセコーポレーション)。 先々週に『伝わる・揺さぶる!文章を書く』を…

R3コミュニケーション(恩地直人他)

マーケⅠの推薦図書『R3コミュニケーション』(恩地直人+ADK R3プロジェクト)。コトラーの『マーケティング3.0』と同様に、売り手・買い手以外の第3者の役割に着目して書かれている。 (本書のポイント) 売り手・買い手・支援者の三角関係を意識したコミ…

ビジネス数字力を鍛える(グロービス)

先週、ビジネス定量分析の推薦図書『ビジネス数字力を鍛える』(グロービス)を読みました。 事例(物語)→解説というパターンは、初級者の私にもとっつきやすい。これでこれまで読んだ書籍とあわせて、ようやくビジネス定量分析における考え方が理解できつ…