MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

やり抜く人の9つの習慣(ハイディ・グラント・ハルバーソン)

『やり抜く人の9つの習慣』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)(◯)<2回目> 読み直してみたら、前回読んだ以上にいい本に感じました!コンパクトさと内容の凝縮度が素晴らしいと感じる一冊です。コンパクトで凝縮されているということは、前提知識や…

集中できないのは部屋のせい。(米田まりな)

『集中できないのは部屋のせい。』(米田まりな)(◯) 「片付けといえば、こんまりさん」というイメージで定着していますが、新たな視点を得た一冊でした。本書は、収納コンサルタントとして活躍されている著者による37の科学的片付けメソッド。ロジカルで…

自分の時間(アーノルド・ベネット、訳・解説:渡部昇一)

『自分の時間』(アーノルド・ベネット、訳・解説:渡部昇一) 100年以上前に発行された本書。1908年に雑誌の中で紹介され、その後、1912年、1920年の2度にわたり出版された「時間」に関する実用書です。誰にも平等に与えられた時間。この1日24時間をいかに…

『経営者になるためのノート』(柳井正)(動画解説)

『経営者になるためのノート』(柳井正) ・出版社:(株)PHP研究所 【本017】『経営者になるためのノート』(柳井正) ・パワポ&解説で、本書の概要を掴めます。 ・ユニクロ流の経営者論 ・経営者としてあるべき考え方や行動について、ファーストリテイリ…

Think CIVILITY(クリスティーン・ボラス)

『Think CIVILITY』(クリスティーン・ボラス) 「礼儀正しさ」について書かれた一冊です。著者は、米国ジョージタウン大学の准教授。画期ある職場づくりを目的に、Google、ピクサー、国際連合、世界銀行、国際通貨基金、米国労働省・財務省・司法省・国家安…

考える術(藤原麻里菜)

『考える術』(藤原麻里菜)(◯) ムダな物を作るをテーマにしているYouTuberによるアイデア発想法。そもそも、「ムダ作り」という発想からして普通じゃない感じです(実際にYouTubeを見てみると、その普通じゃない感がさらに増します)。では、そのムダ作り…

経営者になるためのノート(柳井正)<2回目>

『経営者になるためのノート』(柳井正)(◯)<2回目> 久しぶりに読み返しましたが、初回よりも「これはいい本!!」という感覚が増しました。おそらく自分のキャリアがそれだけ進んだ(昇進した)からだと思います。本書は、ユニクロの柳生代表取締役会…

リーダーの「挫折力」(冨山和彦)

『リーダーの「挫折力」』(冨山和彦) 2011年に発刊された『挫折力』の改訂新版です。「100年に1度」が10年に1度起こるような時代。必然的に誰もが失敗や挫折に直面する機会が増える。日本では、独断専行や独裁者が忌み嫌われ、失敗しない人や調整能力が高…

未来を拓く君たちへ(田坂広志) 

『未来を拓く君たちへ』(田坂広志)(◯) 田坂先生が「志」について語った一冊。熱い詩的な表現で引き込まれつつ、内省という意味でも役立つ内容でした。田坂先生の書籍は、以前から好きでよく読んでいますが、歳を重ねるほど、日常の意識が高まるほど、心…