MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。(名越康文)

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(名越康文) 表紙とタイトル通り、ゆるい本です。精神科医である著者が人間関係で悩んでいたときに友人がアドバイスした言葉がタイトルの「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」。本書は嫌な気持ちを引き…

沙門 空海(渡辺照宏、宮坂宥勝)

『沙門 空海』(渡辺照宏、宮坂宥勝) 高野山大学のレポート作成前の再読。今回はポイントを絞り、レポート課題のところを重点読しました。課題の一つが空海の功績となる出来事を一つ取り上げるというもの。たくさんありすぎますが、わたしは、広く庶民に教…

ブッダ伝(中村元)

『ブッダ伝』(中村元)(◯)<2回目> 実に分かりやすい解説。本書はブッダの生涯を軸に、ブッダの主な思想、出家・降魔成道(悟り)、初転法輪(初の説法)などの主な出来事、経典からの引用でまとめられています。ブッダってどんな人?どんな思想を広め…

原始仏典(中村元)

『原始仏典』(中村元)(◯)<2回目> 高野山大学のレポート提出に向けて再読。本書は、昭和の仏教大家でもある著者がNHKテレビ「インドの思想と文化」、NHKラジオ「こころを読むー仏典」での連続講義を7冊にまとめたうちの最初の2冊、「釈尊の生涯」「…

自己評価メソッド(クリストフ・アンドレ)

『自己評価メソッド』(クリストフ・アンドレ)(◯) 一連のシリーズ6冊ようやく最後の一冊にたどり着きました!どれも良い本でした。『感情力』『他人がこわい』『自信を持てない人のための心理学』『難しい性格の人との上手なつきあい方』『自己評価の心…

難しい性格の人との上手なつきあい方(フランソワ・ルロール&クリストフ・アンドレ)

『難しい性格の人との上手なつきあい方』(フランソワ・ルロール&クリストフ・アンドレ)(◯) 良書シリーズ、着々と読み進めております。本書は目次を見た感じ、治療が必要な領域だから、「あんまり関係ないかなー」、いくつかつまみ読みでいいかって思っ…

一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書(山崎圭一)

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』(山崎圭一)(◯) そんなに日本史に興味ない人でも読みやすいと思います。①年号が全く登場しない、②古代から現代まで1つの物語で繋がる、③政権担当者を主役に展開というのが特徴。著者は、公立高校教師でYouT…

自信を持てない人のための心理学(フレデリック・ファンジェ)

『自信を持てない人のための心理学』(フレデリック・ファンジェ)(◯) これもいい本でした!一言でいうと「思い込みをなくして、自信を持てる良い循環を作るための一冊」です。自身には、「自己評価」「行動」「自己主張」の3つの要素が関連しています。…

自己評価の心理学(クリストフ・アンドレ、フランソワ・ルロール)

『自己評価の心理学』(クリストフ・アンドレ、フランソワ・ルロール)(◯)<2回目> 良書シリーズ。この著者の本は、私のように心理学の素人にもわかりやすく、随所に見られる表形式でのまとめが素晴らしくわかりやすいお勧め本です。本書は、「自己評価…

他人がこわい(クリストフ・アンドレ、パトリック・レジュロン)

『他人がこわい』(クリストフ・アンドレ、パトリック・レジュロン)(◯) 心理学良書シリーズの一冊。本書は、「社会不安」について、具体的には、あがり症・内気・社会恐怖の心理学がまとめられています。なぜその社会不安が生じるのか、社会不安をどうや…

感情力(フランソワ・ルロール、クリストフ・アンドレ)

『感情力』(フランソワ・ルロール、クリストフ・アンドレ)(◯) 心理学の良書シリーズです。最初に読んだのは『自己評価の心理学』という本だったのですが、そこから随分空いて本書を読みました。私のように心理学のことに詳しくなく、ぼんやり知っている…