2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『密教』(正木晃) 高野山大学のレポート作成の参考書籍として読みました。密教とは何か?密教のキーワード、マンダラの理論、修行と日本密教などの観点からまとめられており、「そもそも密教って何?」という入り口の疑問を解決するために役立つ一冊でした…
『沙門空海』(渡辺照宏、宮坂宥勝) 高野山大学のレポート作成にあたり読んだ本のひとつ。タイトル通り、空海についてまとめられた一冊で、空海の生涯を辿りながら、歴史的意義についてまとめていくスタイル。後代の文献記録を退け、できる限り根本資料に基…
『密教とマンダラ』(頼富本宏) 高野山大学のレポートの参考図書として読んだ一冊。マンダラの世界は奥深く、入り込むとかなりの時間がかかりそうなので、今回は書籍は全体に目を通しつつ、ピックアップしたのは、レポートに必要な箇所だけさらっと。 (印…
『密教』(松長有慶)(◯) 高野山大学のレポートのために読んだ「密教入門」という科目のテキストです。新書サイズのボリュームの中でよくまとまっており、密教について学ぶ最初の1冊としても適しています。今回この科目に関する書籍をかなりの冊数読みま…
『空海の座標』(高木訷元) 高野山大学のレポート執筆のために読みました。元高野山大学学長であった著者が、空海の「存在深層の構造思想」ともいうべきマンダラ思想が、空海の生涯の歩みの中で、どのように形成され体系化されていったのかの脈絡を、空海自…
『密教とマンダラ』(頼富本宏) 高野山大学のレポート提出に向け密教シリーズ。本書は、マンダラの特徴と最終章の密教の世界観についてのまとめの箇所が参考になりピックアップ。今回のレポートのテーマもなかなかの難しさ。 【設問】真言密教の思想特色と…
『即身成仏儀』(空海) 本書は、角川ソフィア文庫のビギナーズ日本の思想シリーズの一冊。空海の著書である『即身成仏儀』『声字実相義』『吽字義』の3冊の要点がまとめられています。正直、どれもパッと理解できる内容ではなく、難しいです。できればYouT…
『悪魔との対話』(中村元) 高野山大学のレポートのために読んでいた一冊。仏教経典「サンユッタ・ニカーヤ」の後編です。ブッダがさとりを開くべく修行しているときに、心によぎる声(自問自答する相手のようなもの)。 悪魔とは、仏典の中に登場するもの…
『人蕩し術』(無能唱元)(◯) ずっと前から気になっていた本。「人たらし術」というタイトルからあまり良い気がせずに、そのまま先送りしていましたが、信頼できる人からの勧めもあり読んでみました。約1万円しますが、結果的に、読んで良かった!という…
『神々との対話』(中村元) 高野山大学のレポートのために読んでいた一冊。仏教経典「サンユッタ・ニカーヤ」の前編です。神々とは、仏典の中に登場するもので、ブッダがさとりを開くべく修行しているときに、心によぎる声(自問自答する相手のようなもの)…
『ブッダの伝記〜その資料と解釈〜』(谷川泰教) 高野山大学のテキストです(文部科学省認可通信教育)。まさに、ずしっと重い教科書って感じ。大学時代ってこうだったなぁと思い出しながらテキストを読み、線を引き、レポートを書くという作業に取り組んで…