MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

孫の二乗の法則(板垣英憲)

孫の二乗の法則(板垣英憲)(〇) ソフトバンク孫社長が20代の頃に自ら考案し人生・経営の指針としてきた25文字。不朽の兵法書「孫子」から14字と独自に考えた11字から構成されます。一文字ごとに懸けた想いが描かれています。 ソフトバンクアカデミアのホ…

ピクサー流創造するちから(エド・キャットムル、エイミー・ワラス)

『ピクサー流創造するちから』(エド・キャットムル、エイミー・ワラス)(〇) 『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』で有名なピクサー・アニメーション・スタジオの共同創設者による著書です。 創造性を阻害するものは、たくさんあるが、きち…

サントリー知られざる研究開発力(秋場良宣)

『サントリー知られざる研究開発力』(秋場良宣) テクノロジー企業経営の基礎知識習得のため読んでみました。研究開発だけではなく、マーケティングⅡで学んだ顧客接点の要素も大きく盛り込まれています。大学院では講義が分かれていても実際の企業経営では…

研究開発マネジメント入門(今野浩一郎)

『研究開発マネジメント入門』(今野浩一郎) テクノロジー企業経営の領域のうち、まず研究開発をどうマネジメントするのか?という観点の著書を読んでみようと、入門書からスタート。 著者が大学教授ということもあり、広く浅く、概念的に理解するための書…

アメーバ経営(稲盛和夫)

アメーバ経営(稲盛和夫)(〇)<2回目> アカウンティングⅡ(管理会計)の参考図書に指定されているので、久々に読み返しました。言わずと知れた良書です。 「人間として正しいことを行う」という哲学と緻密な部門別採算管理システムをベースとした経営手…

ファイナンスと事業数値化力(大津広一)

『ファイナンスと事業数値化力』(大津広一)(〇) ポケットMBA ビジネススクールで身につけるシリーズの一冊。 早稲田ビジネススクール講師を務める著者が、ファイナンスの基本知識と多くの受講者が抱える疑問点について、分かりやすく解説した文庫本で…

経営を見る眼(伊丹敬之)

『経営を見る眼』(伊丹敬之)(〇) 人・組織・カネ・リーダー・戦略‥。経営者が考えるべき全体像を体系的にまとめた書籍です。経営の勉強のスタートとして何を学べばよいかと考えながら読んだり、ある程度勉強した段階で、自分の視点の抜け漏れを確認しな…

キャズムVer.2(ジェフリー・ムーア)

『キャズムVer.2』(ジェフリー・ムーア)(〇) 名作『キャズム』の初版から20年。事例をすべて刷新し2つの補論を加え、増補改訂されたものです。 キャズムって何?、なぜキャズムが生じるの?、どうすればいいの?という観点から一貫して解説されている、…

わかる!管理会計(林總)

『わかる!管理会計』(林總) アカウンティングⅡの受講にあたり、管理会計の入門書を読んでみました。昔、新入社員へ管理会計の勉強を勧め際に探した書籍だけあって、本当に入門レベルです。 半分ほどはアカウンティングやファイナンスの領域と重複していま…

現場改善(鍛治田良)

『現場改善』(鍛治田良) 日本生産性本部のコンサルタントの方の著書です(コンサルタントシリーズ6冊のうちの1冊)。 5Sを軸に、ワークサンプリングや流れ分析などの現場改善スキルについて書かれています。様々な帳票から動作・動線分析に至るまで、…

コトづくりのちから(常盤文克)

『コトづくりのちから』(常盤文克) 著者は、花王の元社長・会長を歴任された方で、姉妹書籍『モノづくりのちから』とあわせて、テクノロジー企業経営の参考図書です。 同じ仕事をしていても、どんな世界を描いて仕事をしているのかによって心の持ち方がま…

水平思考の世界(エドワード・デボノ)

『水平思考の世界』(エドワード・デボノ)(〇) 昭和44年に発売された本書。フィリップ・コトラーが自叙伝『マーケティングと共に』で、”刺激を受けた本”として、紹介されていたので、気になって読んでみました。 内容は、あることを突き詰めて考える「垂…

経営コンサルティング・ノウハウ マーケティング(小倉高宏)

『経営コンサルティング・ノウハウ マーケティング』(小倉高宏)(〇) 日本生産性本部のコンサルティング・ノウハウシリーズ(6冊)のうちの1冊。 コンサルティング機関からの出版ということもあり、コンサルタントの実務ではここまで突っ込んで分析する…